- ドロミテを観光したいけど個人で移動できるの?
- レンタカーが不安、他に移動方法はあるの?
そのような疑問を抱く方も多いでしょう。
本記事では東ドロミテから西ドロミテまで公共交通機関を利用した経験に基づき
- ドロミテの移動手段とその方法
- おすすめの移動方法
についてお届けします。
なお、具体的な街へのアクセス方法は別記事でまとめています。合わせてご確認ください。
それではいきましょう。
周囲の都市とドロミテエリアについて

まずはドロミテへアクセスできる街とドロミテエリア全体を確認しましょう。
ドロミテの拠点となる街は
- 東ドロミテ:コルティナダンペッツォ、ドッビアーコ
- 西ドロミテ:ボルツァーノ
です。
また、各主要都市からのアクセスは
- ミラノからボルツァーノ:電車
- ベネチアからボルツァーノ:電車
- ベネチアからコルティナダンペッツォ:バス
- インスブルックからボルツァーノ:電車
- インスブルックからドッビアーコ:電車
です。
詳細は別の記事にまとめています。合わせてご確認ください。
ドロミテの移動方法について

次にドロミテの移動方法についてです。
ツアーを除いて個人で移動する場合、方法は2つあります。
- 公共交通機関
- レンタカー
です。
個人で移動するのが不安な方は現地ツアーという選択肢もあります。
GetYourGuideはドロミテエリアのツアーが数多くあります。中には直前に予約できるツアーも。
GetYourGuide TOPページ私は他のエリアで日帰りツアーに参加したことがあります。コスパがよく満足度の高いツアーが多いです!

ドロミテの移動方法①:公共交通機関(バス・電車)

まずは公共交通機関での移動方法を確認しましょう
公共交通機関は2つ
- バス
- 電車
があります。
バス
ドロミテエリアはイタリアの3県にまたがり、管轄するバスが変わってきます。
- コルティナ周辺:Dolomiti Bus(ドロミテバス)、Cortina Express(コルティナ・エクスプレス)
- コルバラ周辺:Sud Tirol Mobile(サウスチロルバス)
- ボルツァーノ周辺:Sud Tirol Mobile(サウスチロルバス)
それぞれのバスが様々なルートを走っています。
コルティナからボルツァーノまでバスを乗り継いで行くこともできます。
また各社のバスはオンラインでリアルタイム進行を見ることができたり、オンラインで一部チケットを購入することが可能です。
詳細は各バス会社のページをご覧ください。
- Dolomiti Bus:ドロミテバス
- Cortina Express:コルティナ・エクスプレス
- Sud Tirol Mobile:サウスチロルバス
ドロミテをバスで移動する方法や街へのアクセス方法は別記事にまとめています。合わせてご確認ください。
電車
電車のみでドロミテの小さな街に行くことは難しいです。
しかしドロミテ拠点の都市同士の移動は電車で可能です。
例えば西ドロミテのボルツァーノ、コルティナに近いドッビアーコは電車の駅があります。
(2025年、一部電車が運行しておらずバスでの乗り継ぎが必要でした。)
電車移動はバスよりも大幅に時間を短縮することができます。
長距離移動に電車を組み込むことで、旅がよりスムーズになることでしょう。
バス・電車移動のメリット
- 運転する必要がない
- 縦走できる
バスや電車移動の一番のメリットは運転する必要がないことです。
ドロミテの道路はとても狭くカーブが多いです。
また日本とは違い左ハンドルとなるので、慣れない方は想像以上に運転で疲れてしまいます。
個人的にはドロミテはレンタカーの運転は大変と思いました。
また、バスや電車移動でトレッキングをする場合、始まりと終わりを一緒にする必要がなくなります。
ピストンではなく縦走できるのも魅力の一つです。
バス・電車移動の注意点
- 最終時刻を気にする必要がある
- 効率よく時間を使えない
ドロミテのバスは都市の公共交通機関よりも少なく、最終バスが早いです。
夏のイタリアは夜遅くまで明るいですが、ゆっくり過ごすと最後のバスに乗り遅れてしまいます。
またドロミテのバスは大体遅れることが多いです。
乗り継ぎがある場合、大幅な時間ロスになることも。
移動の際はスケジュールに余裕を持つ必要があります。
ドロミテの移動方法②:レンタカー

次にレンタカーでの移動方法についてです。
レンタカーを借りる場所はどこ?
一般的にドロミテ観光でレンタカーを借りる都市は下記3つです
- ベネチア
- ベローナ
- ボルツァーノ
これらの街で数日レンタルしてドロミテ内を運転しながら移動します。
一部登山口の駐車場は予約が必要です。また駐車料金がかかることがあります。
レンタカー移動のメリット
- バスの路線がない場所に行ける
- 時間的制約がない
レンタカーの一番のメリットは自由さです。バス路線がない所も自由に行くことができます。
また、バス路線のある場所でも時間的な制約がないため、バスの時刻を気にせずトレッキングを楽しむことができます。
レンタカー移動の注意点
- 運転に注意する必要がある
- 縦走ができない
レンタカーのデメリットは運転です。
ドロミテの道路はとても道幅が狭く急カーブが多いです。
バスやキャンピングカーなど大型の自動車が多く行き交うので、すれ違いに気を遣う場面がかなり多いです。
また、日本とは逆の左バンドルとなっています。
個人的には海外での運転経験がない方にはおすすめできないです。
おすすめの移動方法

ドロミテエリアのおすすめ移動方法はバスです!
理由はドロミテの道の運転の難易度の高さです。
私はカナダやアメリカ・ニュージーランドなど多くの場所でレンタカーを借りて運転した経験があります。
ドロミテもレンタカーを借りられるように国際運転免許証の準備をしていました。
しかし、他の山岳地帯のエリアと違い、ドロミテは道幅がとにかく細くカーブが多いです。
そんななか交通量は多く、大型バスやキャンピングカーが幾度となく来ます。
また人気箇所は駐車場が簡単に停められません。
もしレンタカーを借りていたら、トレッキングや観光がメインのところ運転で疲れてしまうところでした。
また、ドロミテエリアはバスがいくつか通っています。
バスを駆使すると人気観光地やトレイルは大体行くことができます。
ドロミテエリアのバスの乗り方は別記事でまとめています。合わせてご確認ください。
個人で移動するのが不安な方は現地ツアーという選択肢もあります。
GetYourGuideはドロミテエリアのツアーが数多くあります。中には直前に予約できるツアーも。
GetYourGuide TOPページ私は他のエリアで日帰りツアーに参加したことがあります。コスパがよく満足度の高いツアーが多いです!

まとめ:ドロミテは公共交通機関を利用し移動しよう
ドロミテの移動手段とおすすめの移動方法についてお伝えしました。
公共交通機関は情報が少なく、私も当初は不安でした。
しかしハイシーズンは多くのバスが運行しているので、安心して移動することができました!
詳細なアクセス方法は別記事にまとめています。合わせてご確認ください。
本記事が今後ドロミテを観光する方の一助となれば幸いです。
素敵な山旅を♪


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