- ラダックの交通機関がどのようなものか知りたい
- ラダックを観光したいが少しでも節約したい
- 現地のローカルバスがどんなのか知りたい
そんな方に向けて
- ラダックの交通機関
- ローカルバスの情報
についてまとめました。
また、ローカルバスで行ける観光地・トレイルについても記載しています。
それではいきましょう。
ラダック交通機関について
まずはラダックの交通機関についてです。
ラダックで移動できる手段として
- タクシー
- バス
- ミニバス
- レンタルバイク
があります。
ラダックの交通機関①:タクシー
ラダックは広大で公共交通機関で行ける場所が少ないため、タクシー移動が主流となります。
インドの他のエリアではタクシーはぼったくりがあり、Uberの方が安全です。
しかし、ラダックエリアはUberはありません。
また、ラダックのタクシーは距離によって価格が統一されています。そのためぼったくりはほとんどありません。
(タクシーの運転手の方も優しい方ばかりです)
詳細はLadakh Taxi Unionのホームページを確認ください。
ラダックタクシーの特徴
- 距離によって料金が統一されている(Rate List – Ladakh Taxi Union参照)
- ラダックタクシーステーションに行けば乗れる
- 主要地ならシェアタクシーが可能
- 旅行代理店や宿泊施設を通して予約も可能(チャージ必要)
ラダックの交通機関②:ミニバス
ミニバスは中型のバスです。ラダックではミニバスの路線が多く運行しています。
ミニバスはラダックのバスステーションにあります。
予約は必要ではありません。近郊は10−15分に1本の割合であります。
時刻表はありません。行きたい場所の出発時間は、事務所の方に聞いて確認しましょう。
ミニバスの特徴
- 予約の必要なし
- 路線によっては15-20分に1本あり
- 大型の荷物は上にあげる
ミニバスの路線(一例)
- Spituk 行き(人が集まれば出発)
- Choglamsar 行き(人が集まれば出発)
- Likir 行き(1日1本 15:30 )
ラダックの交通機関③:バス
ミニバスより大きい30人乗り以上の大型バスです。
多くは遠くまで行きます。運行頻度はミニバスより少なく、1日1便から週1便まで様々あります。
主要観光地であるパンゴン湖やヌブラ渓谷もバスで行くことができます。
運行している会社は2社あります。隣同士に並んでいます。
時刻表があるので、事前に運行状況を確認することができます。
事前予約は必須ではないですが、予約すれば座席を確保することができます。前日までに予約をしておきましょう。
途中、外国人はパーミットチェックの可能性があります。事前にパーミットを取得しておきましょう。
ラダックのバスの特徴
- 1日1便〜週1便あり
- 予約推奨(座席指定してくれる)
バスの路線(一例)
- Alchi(毎日)
- Kargil(毎日)
- Nubrα Valley(Diskit)(毎日)
- Temisgam(毎日)
- Kargil(毎日)
- Pangong Lake (週2回)
- Hanley(週2回)
- Zansker(週1回)
他に、マナリやスリナガルなどの路線もあり。移動手段としてもバスの利用が可能です。
長距離バスについては別記事:ラダックのアクセス方法でまとめています。合わせてご確認ください。
ラダックの交通機関④:レンタルバイク
最後の移動手段はバイクのレンタルです。
インド人に人気の移動手段であり、多くの国内旅行者がバイクをレンタルして観光しています。
バイクについてはラダックプランニングガイドで少しまとめています。合わせてご確認ください。
ラダックのバス情報
次にラダックのバスの情報についてご紹介します。
ラダックバスについて
- 会社2社+ミニバス
- スケジュールは変わる可能性あり
- 事前予約OK(ミニバスは不可)
- パーミット:個人で事前に取得すること
予約方法は簡単です。
事前にバスの事務所へ行き、行きたい路線について伝えましょう。
事前に料金を支払うと、バスの座席を書いたチケットをくれます。
パーミットは事前にご自身で取る必要があります。
当日は出発時間の30分前に集まるようにしましょう。
ラダックバス:場所
レーのメインマーケットから徒歩15分の所に
- バスターミナル
- ミニバスターミナル
- タクシーステーション
があります
ラダックバスターミナル:周辺情報
- 近くにローカル食堂あり
- ATMあるが使用できるか未確認
- トイレあり
周辺には食堂や軽食を変えるお店が沢山あります。
またトイレもあるので、早めに着いてしまっても大丈夫です。
バスで行ける観光地
次にバスで行ける観光地についてまとめました。
私が考えるバスで行ける観光地は下記5つです。
- ラマユル(Lamayuru)
- ヌブラ渓谷(Nubra Valley)
- パンゴン湖(Pangong Lake)
- ザンスカール(Zansker)
- ハンレー(Hanley)
バスで行ける観光地①:ラマユル
ラマユルはレーから西に2時間半ほど行った下ラダック地方にあります。
周辺の景色から月世界とも言われています。そのなかでも、ラマユルゴンパがとても有名です。
ラマユルゴンパはラダックの中でも大きく歴史ある僧院のひとつと言われています。
Kargil行きのバスに乗り、途中下車することで行くことができます。
バスで行ける観光地②:ヌブラ渓谷
ラダックの北部にある渓谷地帯です。
レーから山道をいき5000m以上の峠を超えたさきにあります。
ヌブラエリアは広大でレーとは少し違った景色を見ることができます。
フンダル(Hunder) には砂丘があり、世界でも珍しい2つのコブを持ったラクダが生息しています。
レーからヌブラ渓谷の主要都市であるディスキット(Diskit) 行きが毎日運行しています。Diskitから乗り換えると他のエリアに行くことも可能です。
また、温泉で有名なパナミック(Panamik) にはレーから週3便ほど運行しています。
ヌブラ渓谷については別記事でまとめています。合わせてご確認ください。
バスで行ける観光地③:パンゴン湖
ラダックエリアで最も有名な観光地です。
切り立った山々に囲まれたターコイズブルーの美しい湖を見るために、連日多くの観光客で賑わいます。
バスはレーから週に2回運行しています。タクシーよりも時間がかかるため、バス利用の場合はパンゴン湖で1泊する必要があります。
パンゴン湖については別記事でまとめています。バスで行く方法もまとめていますので一緒にご確認ください。
バスで行ける観光地④:ザンスカール
ザンスカールはラダックの南西部に位置し、レーからザンスカール山脈を超えた先にあります。
以前はアクセスが悪くレーから2日ほど移動時間がかかりました。
今後はザンスカール川沿いの道が全面開通予定となり、かなり時間の短縮が期待できます。
2024年はザンスカール行きのバスは週1便でした。出発時刻が朝早いため事前予約必須です。
またバスターミナルまで遠い場合はタクシーを利用しましょう。
バスで行ける観光地⑤:ハンレー
ハンレーはラダックの南東部にある地域です。
インドと中国の国境に近いため、最近まで入域ができなかったエリアです。
レーから離れておりアクセスが悪いですが、バスが週1便運行しています。
ハンレーを訪れたことのある数人が最も良かったエリアを名をあげるほどです。
また、星が綺麗な場所としても有名です。星を見に行く場合は、新月を狙って行くようにしましょう。
バスで行けるトレイル
最後にバスで行けるトレイルです。
往復・もしくはサーキットで歩け、バスで行けるトレイルについて記載しました。
- シャムバレートレック
- ヒドゥンバレートレック(ループ)
ひとつずつ確認しましょう。
バスで行けるトレイル①:シャムバレートレック
まずはシャムバレートレックです。
シャムバレートレックは上ラダックにあるトレイルです。
標高が低いことからベイビートレックと言われています。
シャムバレートレックの詳細は別記事でまとめています。合わせてご確認ください。
バスで行けるトレイル②:ヒドゥンバレートレック
次にヒドゥンバレートレックです。
ラマユルからワンラへ行き、ヒドゥンバレーを歩くトレイルです。
多くの方はチリングで終了しますが、トレイルはアルチを経由しループとなっています。
私は歩いたことないためトレイルの詳細は不明ですが、ワンラからチリングまで素晴らしい景色が続いていると聞いています。
まとめ:ラダックの移動手段を確認し自分にあった方法を見つけよう
ラダックの交通機関について、移動手段やバスの情報についてまとめました。
またバスで行ける観光地やトレイルについても記載しました。
バス移動はタクシーよりも時間はかかりますが、安価に移動することができます。
現地の人と交流することもあります。時間のある方はぜひ検討ください。
レー到着後すること・ラダックのプランニングについては別記事でまとめています。
本記事がこれからラダックを観光する方の一助となれば幸いです。
素敵な山旅を♪
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