- パンゴン湖と一緒に行ける観光地を知りたい
- 標高5000mを超えてみたい
そんな方におすすめのエリアがあります。
それが
- ヌブラ渓谷
です。
本記事ではヌブラ渓谷について
- エリアと位置関係
- アクセス方法
- バス利用時のレポート
についてお届けします。
なお、パンゴン湖については別記事でまとめています。合わせてご確認ください。
他、バスで行ける観光地については別記事でどうぞ
それではいきましょう!
ヌブラ渓谷とは
ヌブラ渓谷はラダック地方の北に位置します。
ラダックの主要都市・レーから5600mの峠を超えて到着します。
一番の観光スポットはディスキットゴンパとフンダルの砂丘です。
レーから離れた観光地としては、パンゴン湖の次に人気です。
多くの観光客はパンゴン湖と一緒にヌブラ渓谷を訪れます。
また、レーよりも滞在費用が安価です。
宿泊施設によってはWiFiが強力なので、リモートワーク等検討している方にはおすすめの場所です!
ヌブラ渓谷:各エリアの特徴と位置関係
ヌブラ渓谷は広大であり、多くのエリアを回るには時間が必要です。
観光客に人気の各エリアの特徴について、またどの程度離れているかをお伝えします。
ディスキット(Diskit)
ヌブラ渓谷の拠点となる街です。ディスキットゴンパが有名です。
ディスキットからバスを乗り換えると他のエリアに行くことも可能です。
フンダル(Hundar)
フンダルには砂丘があり、世界でも珍しい2つのコブを持ったラクダが生息しています。
トゥルトゥク(Turtuk)
ディスキットから92km離れており、パキスタンとの国境付近にある村です。
レーと比べて文化や宗教・風貌なども違います。
ディスキットからバスが1日1便運行しています。
パナミック(Panamik)
パナミックは小さな村ですが温泉が有名です。レーから直行便が週3回運行しています。
宿泊施設は少なく、場合によっては相部屋になったり庭で寝ることもあるそうです。女性は注意してください!
ヌブラ渓谷:3つのアクセス方法
ヌブラ渓谷へのアクセス方法は3つあります。
- タクシー・ツアー
- 車・バイク
- ローカルバス
です。
- それぞれのアクセス方法
- メリット・デメリット
についてお届けします。
ヌブラ渓谷アクセス方法①:タクシー・ツアー
まずは、タクシーやツアーで行く方法です。最も速く楽に到着することができます。
また、観光地であるフンダルの砂丘等、リクエストによってアレンジが可能です。
しかし山道もとてつもないスピードでいくため、乗り物酔いする方は注意が必要です。
また、価格は最も高いです。その際は一緒にシェアできる人を見つけましょう。
2024年、2泊3日タクシー(レー→ヌブラ渓谷→パンゴン湖→レー)最も安くて9000ルピーでした。
タクシーのメリット
- 最も速く到着できる
- 運転の必要がないので楽
- 行きたい場所をリクエストできる
タクシーのデメリット
- 価格が高い
- 乗り物酔いする可能性あり
ヌブラ渓谷アクセス方法②:車・バイク
次に車・バイクです。ラダックエリアは車のレンタルはほとんどありません。
しかしバイクのレンタルは豊富にあります。
種類もスクーターから中型バイク・大型まで沢山あります。
バイクのメリット
- 時間に縛られず自由に行動できる
- 世界一高い舗装道路に行ける
- 価格が高くない
バイクのデメリット
- 運転に注意が必要(特に峠道)
- 未舗装に道が多い
- 寒い
ライダー憧れのRoyal Enfieldというインドのメーカーを取り扱っているお店もあります。
私が得たバイクレンタル情報を下記にまとめます。(2024年)
- 価格:1日あたり約1500ルピー(スクーター700ルピー)連泊割引あり
- 必要書類:免許証(日本の免許証でOK)
- パーミット:ILPの他にバイクの証明書必要
- その他:ラダックエリア外で借りたバイクはラダックでは乗れない。ラダックは許可されたバイクのみ走行可能
ヌブラアクセス方法③:ローカルバス
最後にローカルバスについてです。
レーからディスキットまで毎日バスが出ています。(2024年)
現地の人も利用するため、最も安く行くことができます。
しかし、大型バスは山道のカーブで他の車とのすれ違いに時間がかかります。
途中ご飯休憩もあるため、だいたい7時間くらいみておきましょう。
バス利用の場合は日帰りで行くことができません。またディスキット以外はレーからは週1便のみです。
ディスキットから乗り換えをする必要があり日数がかかります。
ローカルバスのメリット
- 最も安価でヌブラ渓谷に行くことができる
- ゆっくりのため乗り物酔いしにくい
ローカルバスのデメリット
- 時間がかかる
- ディスキット以外は毎日運行していない
- 停車場所が決まっている
ヌブラ渓谷:ローカルバス情報
次にローカルバスの情報についてです。
ヌブラ渓谷の玄関口であるディスキットまで毎日バスが運行しています。
パナミック行きはレーからの直通は週に3−4便となっています。
ローカルバス概要
ディスキット(Diskit)行き
- 価格:片道250 ルピー
- 運行日:毎日
- 出発時間:7:30 集合、8:00 出発
- 所要時間:5-6時間
パナミック(Panamic)行き
- 価格:片道370 ルピー
- 運行日:週3−4便
- 出発時間:6:00 集合、6:30 出発
- 所要時間:7-8時間
チケット購入方法
レーのバスターミナルで事前購入可能です。購入時に座席の予約をしてくれます。
当日でも購入可能ですが、かなり後ろの座席になります。
前日午前中までの予約が理想です。
購入前にインナーラインパーミット(ILP)を取得しておきましょう。
帰りのチケットは道中に運転手から購入します。
集合場所
レー発:Bus station leh
ディスキット発:diskit bus stop
ヌブラ渓谷:ローカルバスレポート
最後に私がディスキットまで乗車したローカルバスのレポートをお届けします。
ローカルバス行程
- 7:30 バスターミナル到着・チケット購入
- 8:00 出発
- 9:30 パーミットチェック
- 10:10 Khardungla pass
- 10:50 パーミットチェック、トイレ
- 11:20 Khardung ランチ休憩20分
- バスチケットチェック
- 13:45 ディスキット
ローカルバスレポート
8:00 定刻通り出発しました。
レーのすぐ側から標高を上げて行きます。
30分くらいしてからアスファルトの道でなくなりました。かなり揺れるため車もゆっくり進みます。
9:30 South Pulluで外国人のパーミットチェックがありました。
10:10 Khardungla passに到着しました。
多くのバイクやタクシーはここで停車して写真撮影をしていますが、ローカルバスはそのまま進みます。
(それでも大渋滞を起こしていることもあります。)
峠を越えると下山スタート。カーブの道をバスでゆっくり降りて行きます。
10:50 North Pulluでパーミットチェックとトイレへ行く時間があります。(5分くらい)
North Pulluを過ぎると道が良くなりました!アスファルトで2車線の道を進みます。
11:20 Khardung という街でランチ休憩がありました。20分あるのでお店でご飯を食べることができます。
なお、お店でご飯を食べるとトイレは無料です。トイレだけ借りる場合はお金が発生します。
出発後すぐにバスチケットのチェックがあります。チケットを持っていない人はお金を回収されます。
その後、また未舗装の道が続きます。そのため想像以上に時間がかかります。
個人的には峠のカーブより、ここの道が一番辛かったです。乗り物酔いする方は注意しましょう。
未舗装の道を1時間ほど進むとディスキットに到着しました。
まとめ:ヌブラ渓谷へ行ってみよう
ヌブラ渓谷についてまとめました。
レーとは一味違う景色を見てみてください。
その他のエリアについては別記事でまとめています。
本記事が今後ラダックへ行く方の一助となれば幸いです。
素敵な山旅を♪
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