【カナダ】バンフを車やレンタカーで観光する際に気をつけたい3つのこと

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バンフ観光をレンタカーでしたい

そう考える方も多いのではないでしょうか。

レンタカーがあると旅の自由度が上がることは間違いなし

素敵な経験ができると思います。

しかし少し待ってください。

事前情報なしにレンタカーを借りると、様々なトラブルが予想されます。

知らなかった、ではすまされません。

私は過去にカナディアンロッキーでガイド経験があり、現地で自家用車も所有していました。

そんな私が伝える

  • バンフをレンタカーで観光する際に気をつけること

を、3つの観点

  • 車の運転と交通ルールについて
  • 国立公園の法律・入場券について
  • 人気観光地の駐車場規制について

からご紹介します。

全て必要なことばかりですので、熟読ください。

最後にレンタカーの借りられる場所と私のオススメについても紹介します。

目次

車の運転と交通ルールについて

まずは車の運転について気をつけたいことです。

ご存じの通り、カナダは左ハンドル・右側通行です。日本とは逆になります。

特に注意したいのは、右折・左折です。

入る場所を間違えると、逆走にもなりかねないので注意ください。

次に交通ルールで特に気をつけたいことを何点かご紹介します。

  • シートベルトは必ず着用
  • 横断歩道前に歩行者がいたら必ず止まる
  • 赤信号の右折ルール
  • 信号のない交差点のルール
  • スクールバスに注意

ひとつずつ解説していきます。

シートベルトは必ず着用

運転手・助手席のみならず、全ての座席でシートベルトが義務付けられています。

警察に見つかると、運転手が罰せられるのではなく、シートベルトをしていない本人に罰金があります。

外国人であろうと関係ありません。車が動いている時は全員がシートベルトをしましょう。

こちらはツアーバスに乗っている時も該当します。

横断歩道前に歩行者がいたら必ず止まる

日本でもこのルールはありますが、必ずしも全てのドライバーが守っていないですよね。

カナダでは歩行者優先が徹底されており、歩行者妨害は罰金の金額も高額です。

ドライバーも歩行者も、歩行者優先が当たり前の世界です。皆がそのように認識して道路にいます。

日本にいる時以上に、歩行者に気を配り通行を譲りましょう。

赤信号の右折ルール

カナダでは赤信号であっても、一時停止した後安全を確認し、右折できるというルールがあります。(日本でいう左折にあたる行為です。)

右折のウインカーを出しているにも関わらず、停止したままだと、後続車に「早くいけ」と思われてしまいますよ。

信号のない交差点のルール

信号のない交差点には独自のルールがあります。

基本は日本と同じ優先道路があります

その際には

  • 優先道路はStopサインがない→そのまま進む
  • Stopサインがある道路→一時停止し、安全を確認して進む

です。

しかしStopサインの下に4wayと書いてある場合があります。

この交差点には

  • 優先道路はありません

優先されるのは、先に交差点に入った車です。

  1. 全ての車が一時停止
  2. 早く交差点に入った車から次のアクションを起こす(右左折・直進)

4way Stopは必ず一旦停止し、前の車を覚えておきましょう。

スクールバスに注意

カナダにはスクールバスに関するルールがあります。

それは、

  • スクールバスが停止しておりStopサインが出ている時必ず停止し絶対にスクールバスを追い越さない。
  • スクールバスが停止しておりStopサインが出ていない時:時速10kmで進むことができる

ということです。

スクールバスがStopサインを出している時は、子供たちが道路にいる状況です。

Stopサインが消えるまでは、その場で停止を続けましょう。

バンフやキャンモアにもスクールバスがあるため気をつけたいです。

国立公園の法律・入場券について

次に国立公園の法律や入場券について知っておくべきことを紹介します。

【国立公園の法律】知っておくべき3つのこと

カナダの国立公園には守るべき法律があります。

基本的にツアーではツアー中に法律の紹介があります。

しかしレンタカーであれば、国立公園法を知らないままということも。

そして刑に処せられるということがないように、知っておきましょう。

法律は多くのことがありますが、特に大切な3つのことについてご紹介します。

  • ゴミを捨てない。ゴミはゴミ箱へ
  • 動物にエサを与えない。危害を加えない
  • 国立公園内のものを持ち帰らない

当たり前のことですが、守らない観光客の方も見受けられます。

ゴミを捨てない。ゴミはゴミ箱へ

カナディアンロッキーには観光地や展望台など、至る所にゴミ箱が設置されています。

こちらは熊でも壊すことのできない頑丈なゴミ箱です。

観光の途中ででたゴミはゴミ箱に捨てるようにしましょう。

ゴミをポイ捨てすることは環境破壊のみならず、匂いに野生動物が反応してしまいます。

ゴミ箱以外に絶対にゴミは捨てないこと、これを徹底してください。

動物にエサを与えない

カナディアンロッキーには多くの野生動物がいます。

時には、可愛いリスがご飯の匂いに反応し、こちらを見ていることも。

そんな状況でもご飯をあげることはNGです。

罰金は最大100万円という噂もあります。

人間の食べ物を知ってしまうことは、動物にとって良くないこと。

野生動物と私たち人間、それぞれが棲み分けているからこそ共存できるのです。

国立公園のものを持ち帰らない

花が咲いているからといって、絶対に取ってはいけません。

例え、落ちている木の枝や石ころでも、国立公園内のものは持ち帰ってはいけません。

自然に存在するものは見て楽しみましょう。

国立公園の入園料について

基本的にツアー参加の場合は、ツアー料金に国立公園の入園料が入っている場合が多いです。

しかし、自家用車やレンタカーで国立公園内に入る際には入場料を支払う必要があります。

料金は様々あります。(2022年現在)

1日入園料

  • 大人(18〜64歳)1人:10.5ドル
  • シニア(65歳以上)1人:9ドル
  • 家族・グループ(車1台7人まで)21ドル

年間パス

  • 大人1人:72.25ドル
  • シニア1人:61.75ドル
  • 家族・グループ:145.25ドル

17歳以下は無料です。

この入場料を支払うと入園許可証をもらいます。

入園許可証はバンフ・ジャスパー・ヨーホー・クートニー・4つの国立公園を自由に行き来できます。

滞在が7日以上になるようなら、年間パスを購入した方がいいですね。

国立公園に入場する際に通るゲートで購入できますが、事前にオンラインでの購入も可能

また、ゲートやオンラインで購入し損ねた場合、バンフの観光案内所で購入も可能です。

入園許可証は、車のフロントガラスの目立つ場所におきましょう。

入場料に関しては、下記の公式ページ(英語)を確認ください。

パークスカナダ(バンフ国立公園入場料)

人気観光地の駐車場規制について

次に、レンタカーで観光するにあたり気をつけたい駐車場の規制についてご紹介します。

近年、カナディアンロッキーを訪れる観光客・特に個人旅行の方が増えています。

しかし、世界遺産のカナディアンロッキーではこれ以上開発を進めることはできません。

すなわち

駐車場を増設できません。

そこで、人気観光地には、個人旅行の車駐車場規制があります。

ツアーバスやツアー車は専用の駐車場に止められるため、規制はありません。

駐車場規制で注意したい観光地は2箇所

  • レイクルイーズ
  • モレーンレイク

です。

特にモレーンレイクは駐車場が狭く、周辺の路上駐車も厳しく規制をしています。

満車になった場合、モレーンレイクへ行く道路にすら入ることができません。

朝8時の段階で、駐車場に止められるのは難しいと思ってください。

では、どうすればいいのでしょうか。

個人旅行で行きたい方は、

  • シャトルバスが運行している駐車場(Park&Ride)

を目指しましょう。

Park&Ride からは、レイクルイーズ・モレーンレイク共にシャトルバスが運行しています。予約推奨(2022年)

Park &Rideは、1号線沿いにあります。(2019年)

2022年、Park &Rideの場所が変更レイクルイーズスキー場からシャトルバス出発となりました。

おはぎ
山と旅が好きな30代おひとり様。
世界48カ国を旅して23カ国のトレイルを歩く。
今は神奈川県で、自由に旅を行ける時間を確保しつつ働いています。

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