せっかくカナダに来たのだから壮大な景色をみてみたい!
そう思われる方も多いのではないでしょうか。
本記事ではバンフに来たからには外せない、絶対行きたい観光地である
- コロンビア大氷原雪上車ツアー
- 道中の観光スポット
についてご紹介ます。
コロンビア大氷原とは
ブリティッシュコロンビア州とアルバータ州に広がる氷原。
面積は230㎠、氷の厚さは最も厚い所で360mあり、カナディアンロッキーで最大の氷原です。
コロンビア大氷原には2つのアクティビティがあります。
- アサバスカ氷河雪上車ツアー
- スカイウォーク
です。
アサバスカ氷河雪上車ツアー
アサバスカ氷河雪上車ツアーでは、なんと氷河の上に立つことができます。
世界で21台しかない特殊な乗り物・雪上車に乗り、アサバスカ氷河へ移動します。
氷河の上に立つ経験なんて、普通はできないですよね!
そして、周囲の環境や歴史について、雪上車の運転手が英語でガイドをしてくれます。
もし日本人ばかりの雪上車になれば、日本語ガイドの方が日本語で話してくれることも。
ツアーは約1時間半です。
- 大型バスで移動(5分)
- 雪上車へ乗り換え待ち
- 雪上車でアサバスカ氷河へ移動(15分)
- アサバスカ氷河で自由時間(15−25分)
- 雪上車でバス乗り換え地まで移動(15分)
- バス乗り換え待ち
- 大型バスで戻る(5分)
雪上車ツアー自体は約1時間半ですが、バンフから100km離れているため、観光には丸1日かかると思ってください
スカイウォーク
雪上車ツアー以外にスカイウォークができるアクティビティもあります。(別料金)
スカイウォークまでの道のりでは、カナディアンロッキーの成り立ちや野生動物の紹介・スカイウォークの紹介があり、日本語の音声ガイドを無料で借りることができます。
スカイウォークは移動も含めて約1時間のアクティビティです。
コロンビア大氷原までの道のりは観光スポットがいっぱい
そして嬉しいのは大氷原までの道のりです!とにかく見どころがいっぱいです!
特にレイクルイーズからジャスパーを繋ぐ観光道路・93号線は、カナダらしい壮大な景色が広がります。
バンフとコロンビア大氷原の位置関係
バンフからレイクルイーズまでは55km
レイクルイーズから93号線に入り、コロンビア大氷原まで130km
バンフ発着の場合、丸1日かかる観光になります。
「レイクルイーズからコロンビア大氷原まで」で立ち寄りたい観光スポット
とにかく見どころが多い93号線。
ここでは、過去にコロンビア大氷原ツアーを何十回もガイドをした著者が選ぶ
- 絶対に立ち寄りたい観光スポット
- 時間があれば寄りたいスポット
についてご紹介します。
絶対立ち寄りたいポイント
- クロウフット氷河
- ボウレイク
- ペイトーレイク
- ワォーターファウルレイクス
- ビッグベンド
時間があったら寄りたいスポット
- ヘクターレイク
- ミスタヤキャニオン
- ウィーピングウォール
ひとつずつ簡単に紹介しますね。
まずは
- 絶対に立ち寄りたい観光スポット
からです。
クロウフット氷河
クロウはカラス、フットは足という意味ですね。
氷河の形がカラスの足のように見えることから名付けられました。
昔は3本足だったそうですが、今は2本足となっています。
ボウレイク
カナディアンロッキーのなかでも人気の高い氷河湖です。
湖畔を散策したり、ロッジを覗いてみることができます。
無風の時は周囲の山々が湖に映り込み、素晴らしい景色を拝むことができます。
ボウレイクを散策する時間がない方はビューポイントからも見ることができます。
ペイトーレイク
カナディアンロッキーの湖のなかでもモレーンレイクと人気を2分する、とても有名で美しい湖です。
時間がなくてもペイトーレイクだけは行ってください。
見ないと後悔する、それくらいの湖です。
湖畔には行かず、展望台から見下ろすかたちで湖を見ることができます。
なお、駐車場からは少し歩きます。個人で行く場合、駐車場スペースがなくが停められない可能性もあるので注意しましょう。
ウォーターファウルレイクス
ウォーターファウルとは水鳥を意味する言葉。
ピラミッドの形をした山・マウントケフレンがそびえ立ち、水面に映る景色が素晴らしいです。
ビックベンド
その名の通り大きなカーブの先にある展望台です。
今まで車で通ってきた道路を眼下に、そのスケールの大きさを感じられること間違いなしです。
ここまできたらコロンビア大氷原まであと15分ほどですよ。
次に
- 時間があれば立ち寄りたいポイント
についてご紹介します。
バンフから日帰りで往復される方は、時間が足りないかもしれません。途中で1泊する方向けになります。
ヘクターレイク
93号線に入ってすぐある湖。
カナディアンロッキーの探検家ヘクターから名付けられました。
無風の時は周囲の山々を鏡のように映し出します。
車窓から見ることもできますが、時間があれば駐車場に止めるのもいいですね。
ミスタヤキャニオン
サスカチュワン・リバークロッシングの近くにある渓谷です。
駐車場から15分ほど歩くと渓谷に辿り着きます。
春などペイトーレイクがまだ閉まっている時に、ここを行きたいですね。
ウィーピングウォール
すすり泣きの壁という意味。断崖絶壁の岩から流れている水から、名付けられました。
高さは300m!冬はアイスクライミングでも有名な場所です。
途中の休憩スポット
- ザ・クロッシング
途中の休憩スポットはここだけです。お手洗いやランチ・お土産に寄りたいですね。
また93号線は電波が繋がらないため、緊急で連絡する必要があれば、ここにある公衆電話を利用します。
また、個人旅行でレンタカーを借りている方はここが最後の給油地です。
【参考】レイクルイーズの位置付け
バンフからコロンビア大氷原に向かうと、途中レイクルイーズエリアを通ります。
私はあえてレイクルイーズを立ち寄りスポットに入れませんでした。
理由は2つあります
- レイクルイーズを行っていると時間がギリギリになる
- レイクルイーズ周辺にも見どころがいっぱいある
時間がギリギリになる
レイクルイーズの湖畔までは、脇道に15分ほど上がっていきます。
さらには超人気エリアは駐車場も大混雑が予想され、個人で行く場合にはスムーズに駐車できる保証がありません。
さらには、コロンビア大氷原までまだまだ遠い中、ここで時間を多く使うことができません。
おそらく写真を撮るだけで終わってしまいます。
個人的には、レイクルイーズは写真を撮るだけでは勿体無い場所です。
レイクルイーズは湖畔の散策だけでも自然を感じることができます。
高級ホテル・シャトーレイクルイーズの見学など時間はいくらあっても足りないくらいです。
またレイクルイーズでハイキングをされるのなら、その時に観光もできるはずです。
写真だけなら、「もっと長くいたい」と思うはず!
レイクルイーズ周辺と一緒に観光がオススメ
レイクレイーズ周辺にはモレーンレイクという美しい湖もあります。
こちらもかなり人気の湖で、個人で行くと駐車場が停められないこともしばしば。想像以上に時間がかかります。
ま他にも観光スポットは沢山あります。
レイクルイーズのスキー場の展望台、足を伸ばしてヨーホー国立公園のエメラルドレイクなど、数え切れません。
以上のことから
- コロンビア大氷原とレイクルイーズは、分けて行った方がより楽しめる
というのが私の意見です。
1日で一緒に行くのに適した方
- バンフでの滞在時間が1日しかない
このような方は、1日でコロンビア大氷原とレイクルイーズに行けるツアーに参加しましょう。
ツアーはベルトラが豊富に揃っています。
コロンビア大氷原まではどう行く?ツアーと個人旅行それぞれの紹介
コロンビア大氷原へいく方法は2通りあります。
- バンフ出発の日帰りツアーに参加
- 個人でいく
次に、それぞれのメリット・デメリットをお伝えします。
ツアーのメリット
- 効率よく観光ができる
- 予約などの手配をする必要がない
- ガイドから歴史や自然のことなど解説が聞ける
- 運転しなくていいため楽
ツアーのデメリット
- 集合時間など時間的制約がある
- 費用が高くつく
個人旅行のメリット
- いきたい場所・滞在時間など自由に選べる
- 人数が多ければ安価に抑えられる
個人旅行のデメリット
- 事前予約等する必要がある
- 予約をしていなければ待ってしまうことも
- 歴史や自然のことなど知る機会がない
- 運転が大変(左ハンドル・長距離)
個人的にはツアーがオススメ
個人的には日帰りツアーをオススメします。
理由はメリットの方が多いからです。
価格に関しては、一人でレンタカーを借りても高くなります。
個人でいく以上のメリットがあるのが、このツアーです。
実際、世界一周中だったバックパッカーの友人も、コロンビア大氷原へはツアーを使っていました。
特に
- 英語での手続きが苦手な方
- 一人旅の方
- 国際運転免許証を持っていない方
- カナダのことをもっと知りたい方
上記の方は日帰りツアーに参加しましょう。
カナダの日帰りツアーは種類が豊富なベルトラがおすすめです。
Veltra Top Page個人旅行がオススメの方は下記に当てはまる方です。
- 現地の友人と一緒にいく方
- 左ハンドルで運転経験のある方
- 途中のロッジやキャンプ場で宿泊したい方
多くの選択肢があると思います。自分に合う旅のスタイルを考えましょう。
まとめ:コロンビア大氷原は絶対にオススメ!ツアーで効率よく回ろう
カナディアンロッキーの目玉観光地・コロンビア大氷原ツアーについて、周辺の観光スポットも含めてご紹介しました。
本記事がこれからカナダ観光をされる方のお役に立てれば幸いです。
素敵な旅を♪
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