- 海外に行きたいけどパスポートを持っていない
そんな方についてパスポートの取得方法についてまとめました。
パスポートについて
パスポートは海外であなたの身元を証明できるものです。日本でいう免許証のような存在です。
パスポートがなければ海外へ行くことはできません。必須のものです。
持っていない方はすぐに取得しましょう。
パスポートには5年用と10年用があり、成人ではどちらかを選ぶことがでます。(未成年は5年のみの発行です。)
パスポートの有効期限について
またパスポートの有効期限が迫っている方は確認が必要です。
国によっては「パスポートの有効期限が半年以上あることが入国条件」というところもあります。
外務省のホームページでも、有効期限が1年を切っている場合は新たなパスポートに切り替えるように勧めています。
パスポート残存期間が必要な主要国です。下記はあくまで一例です。また国の情勢により変わる可能性もあります。
必ずご自身が訪問する国の必要なバスポート残存期間を調べて確認しましょう。
ビザ申請時に残存期間が6ヶ月以上必要
- インド
入国時に残存期間が6ヶ月以上必要な国
- カンボジア
- インドネシア
- シンガポール
- タイ
- フィリピン
- ベトナム
- マレーシア
- モルディブ
- アルゼンチン
- ペルー
- ボリビア
- エジプト
- ケニア
- アラブ首長国連邦
入国時に残存期間150日以上必要
- トルコ
出国時に残存期間が3ヶ月以上必要
- シェンゲン協定加盟国(多くのヨーロッパの国です)
- タヒチ
- ニュージーランド
パスポート申請・受領のポイント
次にパスポート申請・受領の方法の前に、必要事項を2点挙げたいと思います。
- 申請時に必要な書類を準備する
- 申請日と受領日の日程を確保する
申請前に必要な書類を揃える
下記が必要な書類です。
- 一般旅券発給申請書
- 戸籍謄本
- 住民票の写し
- 写真
- 本人確認書類
①:申請窓口でも申請書の記載はできますが、事前にダウンロードして記入しておくこともできます。
外務省のホームページからダウンロード可能です。パスポート申請書ダウンロードー外務省
②・③:住民票のある市町村で取得しましょう。
④:6ヶ月以内のもの、サイズ指定あり(縦45mm×横35mm)。一般的な証明写真とはサイズが違います!!街にあるセルフの証明写真機で撮影する際は、パスポートのサイズにするようにしましょう。
⑤:マイナンバーカード(個人番号カード)運転免許証など
申請日・受領日の日程確保
各都道府県のパスポート申請窓口は、平日しかやっていない所が多いです。
また時間は9:00-16:45が一般的です。
平日仕事の方は、休みを取る必要があります。
また、申請は代理申請が可能ですが、受け取りは必ず本人でないといけません。
申請から約1週間で受け取ることができます。
東京や横浜の場合、受け取りは平日に加えて日曜日も可能です。(申請は平日のみ)
パスポート取得のための日程をしっかり確保しておきましょう。早めに計画的に動くことが大切です!
詳しくは、外務省のホームページと各都道府県のパスポート申請窓口で確認ください。
パスポート申請について
次にパスポート申請方法についてです。
申請場所
住んでいる(住民票のある)都道府県のパスポート申請窓口で申請します。
オンライン申請について
2025年3月24日からパスポートの申請がオンラインで可能となります!!
オンライン申請の場合、戸籍謄本の提出が不要となります。また申請費用が割安になります!
詳細は、政府広報のページを確認ください。
代理申請について
下記に注意点を挙げます。
- 代理申請の場合も、申請書に申請者本人が記入しなければならない事項がある
- 代理人についても本人確認書類が必要
- 代理人による提出が認められない場合もあります
なお、今後はオンライン申請が可能となるので、忙しく申請に行く時間がない方はオンライン申請をするようにしましょう!
未成年の申請について
未成年の方は5年のパスポートしか選べません。
「法定代理人署名」欄に親権者(父母)又は後見人の署名が必要です。
パスポート受領について
最後にパスポートの受取についてです。
受領時に必要なもの
受取時に必要なものは2点
- 申請の時に渡された受理票(受領証)
- 手数料
です。
手数料については
- 10年間有効旅券:16,000円
- 5年間有効旅券(12歳以上)11,000円
- 5年間有効旅券(12歳未満)6,000円
となっています。
窓口で必要額の収入証紙及び収入印紙を受領証に貼付してください。
受領時に注意すること
- 受領は必ず本人でないといけない
- 申請後6ヶ月以内に受け取る
受領は必ず本人でないといけません!!各都道府県のパスポート申請窓口の受付時間内に行く必要があります。
また、申請後は6ヶ月以内に受け取らないと次回の申請手数料が高くなります。
まとめ:余裕をもってパスポートの申請をしよう
海外旅行で必須のパスポートについて申請方法と取得方法をまとめました。
またオンライン申請については別記事でまとめる予定です。合わせてご確認ください。
ビザについては別記事でまとめています。
その他、準備することは別記事でまとめています。合わせて確認し漏れのないようにしましょう。
本記事が今後海外に行かれる方の一助となれば幸いです。
素敵な旅を♪
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