- ドロミテで本格的なサーキットトレイルを歩いてみたい
- 山小屋に立ち寄りながら、変化に富んだ景色を楽しみたい
そんな方におすすめのトレイルがあります。
それが
- サッソルンゴサーキット(Sassolungo Circuit)トレッキング
です。
本記事では実際に管理人が歩いた経験を基にして
- サッソルンゴサーキットの特徴
- アクセス方法
- トレッキングレポート
についてお届けします。
それではいきましょう。
サッソルンゴサーキットとは?

サッソルンゴ(Sassolungo)とは、ドロミテを代表する岩峰群のひとつで、標高3,181mを誇ります。
セッラ峠(Passo Sella)を起点に、その周囲をぐるりと一周するのがサッソルンゴサーキットです。
岩峰を間近に感じながら歩く、ドロミテらしさが凝縮されたトレイルです。
サッソルンゴサーキット:4つの特徴

サッソルンゴサーキットの特徴は4つあります。
- 様々な景色が楽しめる
- 山小屋が豊富
- バリエーションルートが豊富
- 公共交通機関でアクセスできる
ひとつずつ確認しましょう。
サッソルンゴサーキットの特徴①:様々な景色が楽しめる
サッソルンゴサーキットは、一周するだけで全く異なる景色が次々と現れるのが魅力です。
草原、川、険しい岩場、雪庇、眼下に広がる谷…とルートが進むごとに表情が変わります。
途中ではマルモラーダ(ドロミテ最高峰)も望むことができ、絶景ポイントが随所に点在しています。
16.5kmのロングルートですが、飽きることなく歩き続けられます。
サッソルンゴサーキットの特徴②:山小屋が豊富
コース上には複数のリフージョ(山小屋)があり、休憩や補給がしやすいのも魅力のひとつです。
Rifugio August、Rifugio Sandro Pretini、Rifugio Sasso Piatto、Rifugio Emilio Comiciなど、要所ごとに山小屋が点在しています。
ただし、Rifugio Sasso Piattoを過ぎるとしばらく山小屋がなくなります。
ここで補給・休憩をしっかり済ませてから先に進むようにしましょう。
サッソルンゴサーキットの特徴③:バリエーションルートが豊富
サッソルンゴサーキットには様々なバリエーションルートがあります。
なかでも注目なのが、サッソルンゴ山頂付近へアクセスできる1人乗り立ち乗りゴンドラです。

箱型で立ったまま乗る、なかなか珍しいタイプのリフトです。山頂付近の絶景を手軽に楽しめるので、体力に余裕があればぜひ乗ってみてください。
また、Rifugio Sasso Piattoからシウジ高原(Alpe di Siusi)へ向かうルートも人気です。
広大な高原の景色が楽しめ、下山先も変えられるので、体力や時間に合わせてアレンジするのもおすすめです。
サッソルンゴサーキットの特徴④:公共交通機関でアクセスできる
サッソルンゴサーキットの起点となるセッラ峠(Passo Sella)へは、バスでアクセスすることができます。
コルバラ(Corvara)からバス473番でプラン(Plan de Gralba)へ向かい、バス471番に乗り換えてセッラ峠へ。
プランからセッラ峠へのバス471番は約15分に1本と本数も多く、アクセスしやすいです。
レンタカーなしでも気軽に訪れられます。
バス時刻表・参考リンク
- SAD(南チロル州営バス)|ライン471 / 473
- Dolomitibus|コルティナ・Arabba方面
サッソルンゴサーキット:トレイル詳細

次にトレイルについてお届けします。
サッソルンゴサーキット:トレイル概要
- 距離:16.5km
- 標高差:1,074m
- 所要時間:約6時間
- 難易度:★★★★★(ハード)
私が歩いたコース
- セッラ峠を起点に時計回りで一周
サッソルンゴサーキット:アクセス
コルバラ(Corvara)からバス473番に乗り、プラン(Plan de Gralba)でバス471番に乗り換え、セッラ峠(Passo Sella)へ向かいます。
プランからセッラ峠行きのバス471番は約15分に1本と頻繁に運行しています。
サッソルンゴサーキット:トレッキングレポート

最後にトレッキングレポートをお届けします。
9:45 セッラ峠をスタート
セッラ峠からトレッキングをスタートします。
しばらくは車も通れるような幅広の道を登っていきます。歩きやすく、ウォームアップにちょうどいいです。


10:00 Rifugio August からRifugio Sandro Pretini
スタートから約15分でRifugio Augustに到着。
山小屋を過ぎると道は下りに変わります。
渡渉ポイントを越えるとまた登りが始まります。
その後川を越えます。
この辺りからマルモラーダが見えてきました!ドロミテ最高峰の存在感は圧倒的です。
登りを終えてRifugio Sandro Pretiniに到着。休憩にぴったりの山小屋です。






11:30 Rifugio Sasso Piatto 到着
さらに進んでRifugio Sasso Piattoに到着。
ここを過ぎると山小屋がしばらくなくなります。水・食料・トイレはここで済ませておきましょう。
個人的には、ここからシウジ高原(Alpe di Siusi)へ向かうルートを歩き、別のところから下山するのもおすすめです。
景色が全く変わり、トレッキングの幅がぐっと広がります。






12:10 ハーフポイント
コースのちょうど中間地点に到着。休憩スポットがあります。
ここからさらに下りが続きます。
葛折りの急な下りをこなしていくと、下りきったところに水汲み場が現れます。冷たい水で一息つけます。
さらに降りてから今度は登り返しが始まります。
遠くにロープウェイ山頂駅から降りてくるハイカーが見えます。
「あそこまで登るのか…」とちょっとひるみますが、ここが踏ん張りどころです。
30分ほどで登り返しが終わります。
ロープウェイ山頂降りてくるハイカーと合流します。
この辺りの登りはコース中でも特にきつい区間です。ゆっくりペースで確実に登りましょう。






13:30 岩ゴツゴツ地帯&雪庇
ロープウェイを過ぎると岩がゴツゴツした地帯が続きます。足元に注意しながら進みます。
途中で雪庇も登場。もちろん近づかず、遠回りして安全に回避しました。



14:23 Rifugio Emilio Comici 到着
Rifugio Emilio Comiciに到着。長い道のりでしたが、ゴールが近づいてきました。
Rifugio Emilio Comiciからセッラ峠までは、また難易度の低いゆるやかな道になります。
途中で10mほどの岩がありました。そこで子供たちがクライミングの練習をしていました。



15:15 Passo Sella(セッラ峠)到着・ゴール!
スタートから約5時間30分でセッラ峠に帰還。
長かった!でも歩ききった達成感はひとしおです。
まとめ:難易度の高いサーキットに挑戦しよう
サッソルンゴサーキットについてお届けしました。
16.5km・標高差1,074mとドロミテのトレイルのなかでもハードな部類に入りますが、それだけに変化に富んだ景色と達成感は格別です。
体力に自信がある方はぜひ挑戦してみてください。
体力に不安がある方は、Rifugio Sasso Piattoからシウジ高原へ抜けるルートにアレンジするのもおすすめです。
ぜひ天気のいい日を狙って訪れてみてください。
その他のトレイルは別記事でまとめています。合わせてご確認ください。


素敵な山旅を♪


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