【フィリピン留学と他国留学】それぞれのメリット・デメリットを解説

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わたしはフィリピン留学を過去に2回経験したことがあります。

1回目: 普通コース2ヶ月+ビジネスコース1ヶ月。(TOEIC300点の英語初心者から)

2回目: IELTSコース1ヶ月(1年間オーストリアのワーキングホリデーを終えた後)

個人的には、フィリピン留学へ行ってすごく良かった!です。

「This is a pen.」しか分からない英語初心者から、英語を使う抵抗感がなくなり、もっと英語を話したいと思うようになりました。

特に

  • 今まで英語を話す機会があまりなかった方
  • 初心者の方

にオススメします。

フィリピン留学はそもそもいいの?

沢山ある学校をどう選べばいいの?

沢山の疑問があると思います。自分もかなり調べたので、整理したいと思います。

今後、フィリピン留学を検討するひとつになれば幸いです。

本記事ではフィリピン留学と他国留学の違いとメリットデメリットについて紹介します。そしてフィリピン留学が適している方も紹介しました。

なお、本記事で想定している他国の留学は、イギリスオーストラリアカナダ等、英語が母国語である先進国の留学のことを示しております。

目次

フィリピン留学のメリット

まずはフィリビン留学が他国の留学より良い点をまとめます。

それは3点

  1. 勉強時間の確保ができる
  2. マンツーマンの多さ
  3. 価格が安価

それではひとつひとつ確認していきましょう。

1.勉強時間の確保ができる

フィリピン留学では、学校に寮がある場合が多いです。

つまり、通学時間がゼロです。

そしてご飯は食堂で食べ、掃除はしてくれる。

私が行った学校は、週2回ランドリーサービスもありました。

つまり、食事をつくったり掃除をしたりしなくていい。

家事でかかる時間を短縮でき、その分勉強に費やせます。

他国留学では

私はオーストラリアで学校に行っていたことがあります。その時は電車で通学し食事等の家事は自分で行っていました。

もちろん勉強はしていましたが、フィリピンの時の方が明らかに自習の時間が長かったです。

1日は24時間です。

1日のうちにできる限り勉強に充てたい方はフィリピン留学をオススメします。

2.マンツーマンの多さ

フィリピン留学は授業の半分以上がマンツーマンレッスンであることが多いです。

実際に私が行った学校は8時間授業のうち、5時間がマンツーマンでした。

マンツーマンレッスンの1番の魅力はスピーキングができること。

特に初心者は、英語を話すことに抵抗感があるので、話すことに躊躇してしまいます。

これは日本人特有ですが、間違いを嫌い人前で話すことが苦手な方が多いです。

私もそうでした。

マンツーマンなら自分と先生のみです。

周りの目を気にせずに間違えることができます。

マンツーマンでスピーキングの経験を積めば積むほど、英語を話すことへの抵抗感がなくなります。

そしてマンツーマンにはもうひとつ良いところがあります。

それは

  • 他者と比べない
  • 自分に集中できる

ためです。

特に初心者は、自分の英語力の向上のことだけ考え勉強する方がより上達すると思います。

もちろんグループレッスンで得られるメリットもあります。しかしそれはある程度上達してからでも大丈夫です。

他国留学では

一方、他国の語学学校は基本的にグループレッスンが主になります。

マンツーマンレッスンを希望するなら相当な追加料金が必要です。

3.費用

フィリピン留学はとにかく安さが魅力です。

まずは私の経験談からご紹介します。

私が、フィリピン留学とオーストラリア語学学校時に支払ったお金は、それぞれ1ヶ月約15万円です。

あれ?同じじゃん?そう思いますよね。

実際の費用の内訳はこうなっています。

フィリピン語学学校:学費(マンツーマン5時間、グループ3時間)、寮費、食費、ランドリー代

オーストラリア語学学校:学費(グループ4.5−6時間)のみ

もうお分かりいただけましたでしょうか。

同じ15万円でもフィリピン留学には生活費が含まれています。もちろん休日に遊ぶとその分お金は必要ですが、基本的に1ヶ月15万〜20万で学費込みで生活できます。

一方、オーストラリアでは語学学校の学費のみで15万円。加えて、住居費・食費・遠ければ交通費が必要です。節約しても最低25万円はかかるでしょう。

ちなみにオーストラリアではビザの種類によってはアルバイトも可能。日本より時給が良いため生活費は賄うことができますが、学校を通いながらのアルバイトはハードです。

アルバイトで活きた英語を学ぶことができるという意味では、メリットはあります。ただそれは中級以上。

初級だと英語を使える仕事にそもそも受かることがないです。

英語を使わない仕事はあります。しかし、英語を勉強するために語学学校へ行っているのに、英語を使わない仕事をするのは本末転倒ではないでしょうか。

何度もお伝えしていますが、初心者は英語を使う時間・環境を確保することを大切にしましょう。

フィリピン留学のデメリット

個人的にはデメリットと感じていませんが、あるとすれば下記が挙げられます。

  • 講師が英語ネイティブではない
  • 衛生環境が悪い

講師が英語ネイティブではない

講師であるフィリピン人は英語ネイティブでないです。

ただ、フィリピンでは小学生の頃から理科などの授業を英語でうけるため、学校を出ている先生はほぼ不自由なく英語を使うことができます。

でも発音が気になるよ。

そう思う方もいるかもしれません。

確かに一般のフィリピン人が話す英語には訛りがありました。

しかし英語の講師は発音を全て矯正されており、気になることはありません。

もしあなたが英語上級者で発音についても学ばれた後なら、気になることがあるかもしれません。

しかし英語初心者や中級者なら、細かなニュアンスすらわからないと思います。

それよりは英語に触れることの方が大切ではないでしょうか。

実際にアメリカ英語の発音がよいか、イギリス英語の発音が良いかリクエストできるくらいです。

それほど先生方は発音を使い分けています。

私の場合

私はフィリピン留学時に、先生から発音を指摘され発音のマンツーマンレッスンを受けましたが、目から鱗でした。

日本の学校教育では、あまり時間を取っていない分野ではないでしょうか。

発音記号の舌や唇の使い方を徹底的に教えてもらい、今でもかなり役に立っています。

非ネイティブのもうひとつの魅力

英語非ネイティブというと、マイナスのイメージがありますが、プラス面もあります。

ネイティブの方は英語が第一言語です。私たちにとっての日本語です。

あなたは日本語を勉強しましたか?自然と身についたものではないでしょうか。

この自然と身に付くことと、学習して身に付くことでは、大きな違いがあります。

非ネイティブの方は私たちと同じく英語を学習して身につけています。その分私たちと同じ目線に立ってくれることができます。

もちろんネイティブの方でも寄り添ってくれる講師はたくさんいます。

しかし

講師はネイティブでないとダメ!

そう思っていた方は、考えを改め直してもいいのではないでしょうか。

ネイティブ講師、非ネイティブ講師は、

  • あなたの状況や今の英語スキル
  • 講師との相性

などなど、様々な要因から総合的に決めることが大切です。

衛生環境が悪い

もしあなたが

トイレットペーパーを流せない環境には住むことができない

そう感じている方には、フィリピン留学をオススメしません。

先進国のような快適さや綺麗さをフィリピンで求めるなら、それ相応のお金が必要となります。

するとコスト面のメリットが薄らぎます。

あと、

  • 大気汚染が気になる
  • 気管支が弱い

このような方も避けた方がいいでしょう。

インフラが整っていない道を車が走ると、それだけで砂埃が舞います。

私はセブ島の市街の学校に通っていましたが、砂埃や大気汚染で喉を痛め、フィリピン人医師の診察を受けたことがあります。

  • 東南アジアやアフリカ、中南米を旅行したことがあり、衛生環境は気にならなかった
  • トイレットペーバーを流せない環境でも抵抗がない

そのような方にフィリピン留学をオススメします。

私が考えるフィリピン留学に適した人

最後に私が考えるフィリピン留学にオススメの方を紹介します。

  • 英語初心者・中級者
  • 英語を話すことに慣れていない・抵抗感がある
  • 潔癖症でない
  • できるだけお金は安く済ませたい

このような方にはフィリピン留学はピッタリです。

まとめ:衛生的に問題ない人ならフィリピン留学はオススメ

フィリピン留学と他国の英語留学について、メリットとデメリットを紹介しました。

英語を学習できる時間を確保し、コスパがいいのがフィリピン留学。

それ以外にも、フィリピン人講師明るい人柄に元気をもらい、あなたの英語学習の助けになること間違いなしです。

この記事が皆様の今後に少しでもお役に立てれば幸いです。

おはぎ
山と旅が好きな30代おひとり様。
世界48カ国を旅して23カ国のトレイルを歩く。
今は神奈川県で、自由に旅を行ける時間を確保しつつ働いています。

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