フィリピン留学の際に、「どのようにして学校を選んだらいいのか」悩む方も多くいると思います。
本記事ではフィリビン語学学校の選び方を様々な観点から記載しました。
フィリピン留学をしたいけど
- 留学するエリアの決め方がわからない
- 学校の選び方がわからない
このような方に向けて書いています。
本記事が、これからフィリピン留学を検討される方の一助になれば幸いです。
フィリピン留学:エリアの選び方
まず、留学するエリアを選びましょう。
主に語学学校があるエリアは主に
- セブ
- マニラ
- クラーク
- バギオ
- バコロド
- ダバオ
です。
フィリピン留学:各エリアの特徴
セブ
- 語学学校が最も多い
- フィリピンでも有数のリゾート地
- 治安は場所による
- 空気が悪い
- 乾季と雨季があり、雨季はスコールがある
- 日本から直通便あり
マニラ
- フィリピンの首都でインフラが整っている
- 都市であり便利
- 治安が悪い
- 空気が悪い
- 日本からの直行便がある
- 乾季と雨季がありスコールがある。
クラーク
- マニラからバスで2時間
- 経済特区内は治安が良い
- 大阪から直行便運行
- 乾季と雨季があり
- アメリカなど出身のネイティブ講師が多い
- 少し物価が高い
バギオ
- 標高1500mの高地にあり、他の場所より涼しい避暑地
- 乾季と雨季があり、雨季(6−10月)の雨量は多い
- 治安が良い
- 山々に囲まれており休日は登山ができる
- 空港がなく、マニラから5−7時間の車移動の必要がある
バコロド
- 田舎で治安が良い
- 現地の人がフレンドリー
- 乾季と雨季があり、7.8月は台風が多い
- 日本から直行便がない
ダバオ
- 語学学校は少ないがアットホーム
- 治安がよい
- 気候が安定(台風はほとんどない)
- 日本からの直行便がない
フィリピン留学:エリアの選び方のポイント
エリアの選び方は下記3点を検討ください。
- 治安
- 気候
- 余暇の過ごし方
それではひとつひとつ確認していきましょう。
治安
当たり前ですが治安は良い場所の方がいいでしょう。
個人的な考えでは、大都市になればなるほど、治安は悪くなります。
一方、田舎は比較的治安がいいです。
- 治安が悪い場所:マニラ
- 中間:セブ、クラーク
- 治安が良い場所:バギオ、バコロド、ダバオ
日本でも同じだよね〜!
気候
フィリピンは基本的に乾季と雨季がありますが。
雨季の雨量やスコールの頻度、台風接近の頻度、気温などに違いがあります。
また、高地にあるバギオは、比較的涼しく湿気も低いため過ごしやすいですが、雨季には他のエリアよりも雨が降ります。
余暇の過ごし方
- 集中できる環境がいいか
- バカンスも楽しみたいか
で選びます。
例えば、バコロドは他のエリアと比べると休日のアクティビティが少ないでしょう。
セブ島は週末のアクティビティーも多く、勉強と共にリフレッシュできます。マリンスポーツが好きな方には、うってつけですね。
対して、ダバオは海まで遠いためマリンアクティビティーが好きな方には不向きです。登山やハイキングが好きな方は、休日も楽しめるでしょう。
フィリピン留学:語学学校の選び方3つのポイント
次に語学学校の選び方についてポイントをお伝えします。
学校の選び方は下記3点を比べながら決めましょう。
- スパルタか否か
- 資本の国
- 学校オリジナルのもの
それではひとつずつ確認していきます。
フィリピン留学:学校の選び方① スパルタか否か
学校によってスパルタ・セミスパルタ・スパルタなし等の特色があります。
例えば
- 校内イングリッシュオンリー
- 毎日テストがある
- 門限がある
- 土日も特別授業やテストがある
このような学校はスパルタ・セミスパルタです。
一方、
- 平日も門限がない
- 土日は授業がない
このような学校はスパルタではないと言えるでしょう。
スパルタのメリットとデメリット、オススメの人
メリットは
強制的に勉強できる
ことです。
意志の弱い方でも環境にいるだけで勉強せざるを得ません。学習効果は上がります。
しかしその分
ストレスが溜まります
リフレッシュできず、煮詰まってしまうことも。
旅行とセットで考えているかたは、ハードさに挫折してしまうかもしれません。
スパルタがオススメな方
- 本気で短期間で英語を学びたい方
- 環境に流されやすい方
このような方はスパルタの学校がオススメです。
逆に
- 環境に左右されない意志を持っている
- 自分のペースで勉強がしたい
- ストレスなく、ほどほどに学習したい
- 旅行のついでに語学学習に来た
そのような方には、スパルタではない方が楽しめるでしょう。
フィリピン留学:学校の選び方② 資本の国がどこか
学校を選ぶ基準の2つめとして、資本の国に注目します。
- 日本人資本の学校か
- 他国資本の学校か
で分けます。
日本人資本の学校のメリット・デメリット
日本人資本のメリット
- ご飯が美味しい
- 日本人のチューターがいる
ご飯が美味しい
日本人資本の学校ではご飯の味付けが日本人好みである場合が多いです。
慣れない海外生活で食べたいご飯が食べられないことは無意識のうちにストレスが溜まります。
実際に私が日本人資本の学校に通っていた時は、トンカツなどの日本食が出て、食での不満がありませんでした。
日本人のチューターがいる
チューターとは、あなたの生活面や学習面の相談役です。学校での生活とあなたの架け橋となってくれる方です。
英語がある程度話せる方なら、他国のチューターに英語で相談できると思います。
しかし初心者の方や海外生活に慣れていない方は、日本語で相談できる人がいないだけで、心細くなってしまいます。
日本人資本の学校では、日本人チューターがいますので、いざというときに日本語で相談できます。
もちろん、他国資本の学校でも日本人チューターがいる学校はたくさんあります。
是非そのような観点からも学校を選んでみてください。
日本人資本のデメリット
- 日本人の生徒が多いため、日本語を使いがち
一番のデメリットは授業以外で日本語を使ってしまうことです。
一方、他国の生徒が多い学校では、授業以外のコミュニケーションも英語を使用します。
四六時中英語に触れることができるので、その分上達が速いです。
私の場合
私は最初の語学学校が日本人資本でした。生徒の99%は日本人です。
セミスパルタではありましたが、授業以外は日本語をどうしても使ってしまう。
そこで、日本人の友人と、イングリッシュタイムを設けました。
毎日1時間英語しか使わずに会話をするのです。ご飯を食べる時などにやっていましたが、この時間でさらに会話力が増えたと感じました。
もしあなたが
日本人の生徒ばかりで、安心するけど、もう少し英語で話したい!
と思っているのなら、
同じような志をもった学生を見つけ、英語オンリーの時間を作りましょう。
日本人資本の学校がオススメな方
- 英語で日常のことを相談できる語学力がない
- 日本食を食べたい
- 海外生活に慣れておらず不安がある
このような方は日本人資本の学校を選びましょう
フィリピン留学:学校の選び方③ 学校オリジナルコース
次に学校オリジナルのコースや特色から選びます。
主に下記3点をみながら考えましょう。
- 試験対策
- 実践的な英語
- 英語プラスαが学べる
試験対策
あなたの英語学習の目的が英会話ではなく、移住・転職・会社での昇進が目的の場合、それに応じた英語力が証明できる試験をうけると思います。そして各試験対策コースがある学校を選びましょう。
一般的に必要なものは
- 日本企業の転職や昇進:TOEICが主
- 英語圏の移住や留学:IELTS
- 主にアメリカ留学や進学:TOEFL
- その他英語力の証明となるもの:ケンブリッジ英語検定
です。
TOEICやTOEFLは学校がコースを設けている場合が多いですが、IELTSやケンブリッジ英語検定は特定の学校しかコースがありません。
英語でキャリアアップしたい方は、必要な試験対策コースがあるかで選びましょう。
実践的な英語
学校によっては座学で英語を学ぶ以外の授業があります。
例えば
- 英語でヨガやダンスをする
- バリスタを英語で学び実践(ワーホリ準備)
座学ばかりの授業は時に息がつまります。
私はヨガやダンスの授業がある語学学校に行ったことがあります。
勉強漬けのなか、身体を動かすことができリフレッシュしたことを覚えています。
英語プラスαが学べる
英語以外にさまざまなスキルが学べる学校があります。
例えば
- 英語+プログラミングが学べるIT留学
- 医療英語が学べる医療英語留学
などです。
英語以外にも学びたいことがある方は選択肢のひとつとして考えましょう。
まとめ:フィリピン留学は自分の目標に合ったエリア・学校を選べる
フィリピン語学留学について、エリアの選び方と、語学学校の選び方のポイントをまとめました。
語学学校は星の数ほどあり、選ぶ基準がわからず悩むこともあると思います。
本記事が、皆様の語学学校の選び方の一助となれば幸いです。
素敵な旅を♪
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