- ガイランゲルへ行く道中も楽しみたい
- 壮大な景色をみたい
そんな方は是非本記事を確認し計画を立ててください!
ガイランゲルのアクセスは様々なルートがあります。
様々あるルートはどこも素晴らしい景色を見ることができますが、その中でも一番人気なルートがあります。
それが
- ガイランゲル・オンダルスネス間のゴールデンルート
です。
本記事では、ガイランゲルからオンダルスネスの間の世界的にも美しい道・ゴールデンルートについてお届けします。
ガイランゲル・オンダルスネス間:ゴールデンルートとは
ガイランゲルからオンダルスネスを結ぶ道:63号線がノルウェーのゴールデンルートと呼ばれています。
ノルウェーを代表すると言っても過言ではない、世界屈指の美しい景色が広がっています。
氷河が削ってできた壮大な谷の景色と切り立った山々、美しい滝を見ることができます。
その中でもハイライトと言える場所がトロルスティンゲン(トロルのはしご)です。
オンダルスネスから向かうと、一気に標高が変わるポイントです。
なんと、最大斜度10%ある急勾配のヘアピンカーブが11回も続きます。
大型バスはすれ違いが大変なほど細い道を行くため、乗っていてもスリル満点です。
トロルスティンゲンは初夏〜初秋の時期にしか通ることができません。ガイランゲルフィヨルドにゴールデンルート経由でいく場合には、季節の選択に注意が必要です。
ガイランゲル・オンダルスネス間:ゴールデンルートの特徴
私が考えるゴールデンルートの特徴を3つお伝えします。
ゴールデンルートの特徴①:絶景の連続
とにかく絶景の連続です。移動中も写真を撮る手が止まらないくらい美しいです。
氷河が削って作り出した壮大なU字谷の中を進んでいきます。左右には山々が聳え立ち、滝や湖が景観のアクセントを加えます。
フィヨルドとはまた別の素晴らしい景色です。
当初、この道が世界でも有数の美しい観光道路とは知らず、ガイランゲルからトロンヘイムに行くためにバスを利用しました。
すると、想像以上の素晴らしい景色にびっくりしたのを覚えています。(後で調べて、世界屈指の壮大な景色と知りました)
ゴールデンルートの特徴②:バス移動とフェリー移動
2つ目の特徴は、バスとフェリーで移動ができるということです。バスばかりだと単調になってきますが、フェリーがあるためより道中が楽しくなります。
途中でバスごとフェリーに乗り込みます。バスに乗っている状態で、そのままフェリーで移動できるので楽ですよ。
またフェリー乗車時間をドライバーが伝えてくれるため、一旦バスを降りてフェリーの船内でくつろぐことができます。
景色を見るのも良し、売店でご飯を買うのも良し、広い船内でゆっくり過ごすのも良し!
ひとりひとり、それぞれの時間を楽しむことができますよ。
ゴールデンルートの特徴③:移動しながら観光ができる
最後の特徴が最も大切なポイントです!
なんと、このゴールデンルートを運行しているバスは、ただ移動するだけではありません。
数箇所ある途中の展望台で停まり、観光する時間をとってくれるサービス付きです。
- すごく綺麗な場所だからゆっくり写真を撮りたい!
そんな願いも叶えてくれます。
一番のハイライト・トロルスティンゲンでも、もちろん写真を撮る時間がありますよ。
お値段は高め、所要時間がかかりますが、それ以上の価値があるバスと思いました。
ガイゲンダル・オンダルスネス間:ゴールデンルート:バスについて
次にゴールデンルートを通るバスの情報についてお届けします。
ガイランゲル・オンダルスネス間:ゴールデンルート:運行バス
FLAMというバスが運行しています。
220番のバスが、オンダルスネスーガイゲンダル間を1日1便運行しています。
ガイランゲル・オンダルスネス間:ゴールデンルート:所要時間
- 3時間
途中、写真休憩が3回あります。
写真スポットは3カ所
です。
また、トロルスティンゲンの道中にある滝は、止まることは出来ませんが、写真が撮れるようにゆっくり進んでくれますよ!
ガイランゲル・オンダルスネス間:ゴールデンルート:価格
- 434 NOK(予約なし)
予約なしの場合、20 NOK高くなるとバス停に記載がありました。
私が利用した際は、周りの観光客含めて予約なしでの乗車だったため詳細は不明です。
ガイランゲル・オンダルスネス間:ゴールデンルート:季節
トロルスティンゲンは通行できる季節が限られています。
通常、5月末から9月末までしか通ることができません。
さらにバスの運行は8月末で終了します。
ゴールデンルートをバスで通りたい場合は、6月・7月・8月の3ヶ月のみです。
ガイゲンダル・オンダルスネス間:ゴールデンルート:バス乗車レポート
最後に私が乗車したバスのレポートについて記載します。
わたしはガイゲンダル12:25発、オンダルスネス行きのバス FRAM 220に乗車しました。
ゴールデンルートバス乗車レポート:集合場所
12:25 Geiranger発
12:15にバス停に向かったところ、すでに15人ほどの観光客の方が並んでいました。
バスは定刻に到着。乗客が乗車前にバス料金を支払うため、時間がかかっていました。
出発は12:30くらいでした。
ゴールデンルートバス乗車レポート:タイムスケジュール・写真スポット
- 12:25 Geiranger
- 12:45 Ørnesvingen Viewpoint(10分写真時間)
- 13:15 Eidsdal Ferjekai 着(フェリー乗船)
- 13:20 Eidsdal Ferjekai 出港
- 13:35 Linge Ferry Pier 到着
- 14:25 The Trolls Path Viewpoint(25分写真時間)
- 15:05 Trollstigen Foothill Viewpoint(5分写真時間)
- 15:35 Åndalsnes stasjon
Ørnesvingen Viewpoint
The Trolls Path Viewpoint
Trollstigen Foothill Viewpoint
ゴールデンルートバス乗車レポート:バス車内の様子
- フットレストあり
- リクライニング普通
- シートがフィットする感じで良い
- USB充電あり(上の部分)
- ゴミ箱あり
- WiFiなし
座席は下記がオススメ!
- ガイゲンダル発の場合は右側に座る
- オンダルスネス発の場合は左側に座る
ゴールデンルートバス乗車レポート:車内の景色
ガイランゲルからはまず、標高を上げていきます。ガイランゲルの街からも見えていた葛折りの登りを上がっていきます。
ヘアピンカーブがある毎にフィヨルドの美しい景色が見えます。
その後、ガイランゲル観光でも有名なØrnesvingen展望台で停車。10分の写真時間があります。
ゴールデンルートを使用する場合は、あえて観光で行く必要はないです!ガイランゲル滞在中は時間がなく行けなかった展望台だったので、写真時間があり助かりました。
展望台の先にレストエリアがあります。ここのバス停で降りる人も多いです。自家用車の方は、この場所に駐車してガイランゲルに行っているのかもしれません。
その後トンネルがあります。トンネルが終わると最高の景色が待っていました!広大なU字谷と切り立った山々。スウェーデンのクングスレーデンを彷彿とさせます!岩山がカッコ良すぎます。
その後すぐ湖もめちゃくちゃ綺麗でした。
また葛折りの道を降りていきます。
その後、Eidsdal Ferjekaiにつきました。
バスごとフェリーに乗ります。乗船時間は15分でした。
- 13:20 Eidsdal Ferjekai
- 13:35 Linge Ferry Pier
Linge Ferry Pierで数人下車します。オースレン行きはここで乗り換えるようです。
フェリー終わってから田舎っぽい景色の道を進みます。山容が変わり、カナディアンロッキーやアメリカを彷彿とさせました。
あまりにも綺麗で、写真を止まる手が止まりません。
そうすると、施設が見えてきました。The Trolls Path Viewpointです。
バスが停止し、25分時間を取ってくれます。
滝まで、歩ける舗装路で繋がっています。奥まで行っていると時間はギリギリです。
そして!!いよいよトロルスティンゲンへ向かいます。つづら折りのヘアピンカープをゆっくり降りていきます。
途中の滝の橋は、バスがゆっくり進んでくれるので、右側の座席は写真が撮れました。
ヘアピンカーブを降り切ると、トロルスティンゲンを上から眺められるポイント:Trollstigen Foothill Viewpointで、写真時間があります。
その後、オンダルスネスまでは20−30分で到着しました。少し渋滞をしており若干遅れた印象です。
まとめ:ゴールデンルートで景色を堪能しよう
ガイランゲルとオンダルスネス間の美しい道・ゴールデンルートについてお届けしました。
絶景の連続で、素敵な思い出になること間違いなしです。
ガイランゲルのアクセスは別記事で詳細をまとめています。
ガンランゲルの観光・宿泊施設・トレッキングについては下記の記事で確認ください。
本記事がこれから観光する方にお役に立てれば幸いです。
素敵な旅を♪
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