【カナダトレッキング】必要な装備・持ち物まとめ【日本との違いもご紹介】

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カナダに来たらトレッキングをしてみたい。

そう思う方も多くいらっしゃるのではないでしょうか?

しかし、何を持っていけばいいのか分からない何を準備したらいいのか分からないと戸惑うことも。

本記事ではカナダをトレッキングするにあたり必要な装備を、カナダと日本のトレイルの違いから

  • 日帰りハイキング
  • テント泊ハイキング

に分けてまとめました。

目次

カナダのハイキングの特色と日本との違い

カナダ日帰り装備

まずは、カナダのトレイルと日本の登山道の違いについてご紹介します。

私が考えるカナダのトレイルは、下記3点が考えられます。

  • トイレがない
  • 山小屋がほとんどない
  • 野生動物に出会う可能性が高い

トイレがない

基本的にトレイル上にトイレがありません。

途中でトイレに行きたくなったら、隠れている場所で済ませます。

トイレットパーバーは必ず持ち帰りましょう。

また、トレイルヘッド(登山口)には簡易トイレがある場所が多いです。行きたくなくても事前に済ましておきましょう。

山小屋がほとんどない

基本的に山小屋はありません。

レイクルイーズのトレイルにはティーハウスがありますが、ほとんど全てのトレイルは何もないです。

十分な水と食糧を持ってハイキングをしたいものです。

野生動物に出会う可能性が高い

カナディアンロッキーのトレイルは、日本以上に野生動物が身近に存在する世界です。

ハイキング中に出会う人(ハイカー)も少なく、単独山行では遭遇リスクが高くなります。

カナダでは、熊が出やすいため、時期によっては単独での山行が禁止されているトレイルもあります。

正確には、4人以上のグループハイキングが推奨・場合によっては義務になることも。

特にブラックベアやグリズリーには注意したいものです。

日帰りハイキングの装備

カナダトレッキング

日帰りハイキングの装備は、基本的には日本の登山と同じ持ち物をもっていきます。

しかし、カナダのハイキングは日本の登山とは少し違うこともあります。

カナダでハイキングをする際に追加で必要なものは

  • ベアスプレー
  • トイレットペーパー

です。

また、上記にも記載した通り、山小屋はありませんので

  • 多めの食糧と水

が必要です。

ベアスプレー

唐辛子のエキスが入った催涙スプレーです。

熊と出会い危険を感じた時に発射することで、目潰し効果呼吸困難が期待できます。

カナディアンロッキーでハイキングする方のほぼ100%がベアスプレーを持参しています。

日本でも、北海道知床観光ではベアスプレーのレンタルがあるようですね。

熊鈴は

  • うるさくして熊に存在を教える

という意味では効果はあります。

しかし、いざ出会った時には効果を示しません。

何度もいいますが、カナダは日本以上に熊が身近にいます。

ハイキングツアーの場合は、ガイドが必ずベアスプレーを持っているため必要ありません。

個人でハイキングの場合は、バンフやキャンモアのアウトドアショップでの購入を検討しましょう。

ベアスプレーは危険物のため、航空機で運べません。持ち帰ることはできないので注意しましょう。

トイレットペーバー

ハイキング中にトイレをしたくなった際に使用します。

カナダではStay on Trail(トレイル上を歩く)ことがルールの一つとなっていますが、要を催した時は仕方ありません。

他のハイカーから見えないところで済ませ、トイレットペーパーは持ち帰りましょう。

基本的にカナダでは、人間の身から出たものは残しても大丈夫のようです。携帯トイレまでは必要ないでしょう。

食糧と水について

水について

バンフの水道水は飲むことができます。しかし日本と違い硬水となります。

不安な方はミネラルウォーターを買うのもいいでしょう。

また、トレイル上で水を汲める場所はほとんどありません。

川があっても、野生動物の糞尿が混ざっている可能性が高いので、そのまま飲むことはしません。

更に、カナディアンロッキーは乾燥しており、通常より喉が乾くと感じることが多いです。

多めの水を持参しましょう。

食糧について

バンフにスーパーがあるため、ある程度の食糧を揃えることが可能です。

しかし、日本のように至る所にコンビニはありません。街でしっかり揃えておきましょう。

スーパーで手に入るのは

  • パン
  • ベーグル
  • オートミール
  • 袋ラーメン
  • シリアルバー
  • ナッツ
  • ジャーキー
  • ドライフルーツ

などです。

お米を使ったものは少ないと考えてください。(お惣菜の寿司はあります)

また、バンフでは日本食スーパーがあります。こちらには日によっておにぎりがあることも!

日本で馴染みのあるラーメンや、お菓子なども手に入れることができます。

日本で購入するより割高になりますので、検疫に引っかからないものなら日本から持ち込みたいですね。

地図

ウォータープルーフの地図が、バンフの観光案内所書店で購入可能です。

必ず持参しましょう。

日本語で書かれた本

日本語で書かれたハイキング本が欲しい場合、こちらの本がかなり役立ちます。

また、高山植物に興味がある方はこちらも参考になるでしょう。

その他必要な装備

日本で登山をあまりしないけど、カナダでハイキングデビューしてみたい。

そんな方は、下記の装備を参考に揃えてみてください。

  • 登山靴
  • バックパック
  • バックパックカバー
  • 防寒具
  • レインコート上下
  • 帽子
  • タオル
  • 日焼け止め
  • 手袋
  • 予備の靴下
  • ファストエイド
  • ヘッドランプ
  • エマージェンシーシート
  • (料理をするなら)クッカー、バーナー、お皿など
  • ストック

テント泊ハイキングの装備

カナダテント泊トレイル

テント泊ハイキングでも基本的には日本の登山と同じ装備で大丈夫です。

追加したいのは下記2点です。

  • 浄水器
  • クマ対策グッズ

浄水器

カナダでは基本的に山小屋はありません

また、野生動物が多いため、川や湖の水には野生動物の糞尿が混ざっていると考えます。

そのため、水はそのまま汲むのではなく、飲める水にする必要があります。

そこで多くのハイカーが浄水器を持参し、浄水をしてから水を飲んでいます。

日帰りハイキングでは手持ちの水だけで問題ないですが、テント泊では水が足りなくなるため、浄水器は持参しましょう。

まお、多くのキャンプ場には近くに水場があります。

一気に浄水をしたい場合はこちらが楽です。2人以上の時に重宝します。私も以前使用していました。

ロングトレイル等で軽さを求める場合は、こちらがオススメ。時間はかかりますがコンパクトです。

クマ対策

日帰りハイキングでベアスプレーの重要性についてご紹介しました。

それでは宿泊を伴う場合、何を追加したらいいでしょうか。

それは

  • 防水性のスタッフサック

です。

カナダでは野生動物が身近にいる環境のため、キャンプ場でクマ対策が設けられています。

具体的な熊対策は

臭いのあるもの(食糧や日焼け止めなど)を

  • 熊が壊せないロッカーに入れる
  • 熊が木に登っても届かない場所にワイヤーで吊るしあげる

です。

ロッカーがあるのか、ワイヤーがあるのかは、キャンプ場によって違います。

ワイヤーで吊し上げる場合、食材を入れるバックは防水性のスタッフサックがオススメです。

一晩雨が降ってなかの食材が濡れてしまった

ということがないようにしましょう。

キャンプ場が予約が必要な理由は、下記にまとめていますので参考にどうぞ。

カナダでテント泊をするためには、まず予約しましょう。具体的な予約方法はこちらでまとめています。

その他必要なテント泊装備

その他に必要なテント泊装備一覧です。日帰り装備に追加して持っていきましょう。

  • テント
  • マット
  • 寝袋
  • 着替え
  • 歯ブラシや拭き取りシートなど

まとめ:日本との違いを理解し必要なものを揃えよう

カナダでトレッキングをするにあたり必要な装備をカナダの特性からご紹介しました。

日本と違いハイカーが少なく、より大自然を感じられると思います。

ハイキングコースはこちらを参考にしてください

本記事がこれからトレッキングする方のお役に立場幸いです。

素敵な山旅を♪

おはぎ
山と旅が好きな30代おひとり様。
世界48カ国を旅して23カ国のトレイルを歩く。
今は神奈川県で、自由に旅を行ける時間を確保しつつ働いています。

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