【JMT】お金はいくら必要?必要最小限の費用【失敗したトータル費用も公開】

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  • JMTをスルーハイクしてみたいけど実際にどれくらいのお金が必要なの?

本記事は著者がJMTを歩いてかかった総費用内訳を紹介。

これらから考えるJMTで実際にかかる最低限の費用もお伝えします。

目次

JMT31日間でかかった総費用(航空券除く)

まず、私がかかった総費用(31日)をまとめました。

結論から言うと

  • 1631ドル

でした。

主な内訳はこちら

  • 移動:134.65
  • ホステル・モーテル:680.36
  • 食材:201.05
  • レストラン:165.97
  • アウトドアグッズ:166.61
  • ランドリー:15.5
  • SIM:67.71
  • 荷物郵送:57.3
  • お土産:134.9

次から各項目について、節約ポイントも含めお伝えします。

移動費

135ドル

タクシーやレンタカーを使わずに公共交通機関のみを使用しました。そして公共交通機関がない場所はヒッチハイクというスタイルです。

サウスレイク→ビショップ間のシャトルバスが終了していたためヒッチハイクをしました。通常ならシャトルバス代がかかってきます。

またロサンゼルスについてからは、1泊友人宅に泊めていただき、翌日空港まで送っていただきました。ですのでロスの街から空港までの交通費は入っていません。

ほとんど削れるところはありませんが、マイナス13ドルは可能です。

節約ポイント

私はインディペンデンス郵便局にもリサプライ用品を送りましたが、寄らなくていいことが分かり、ビショップの街にいる時にバスでインディペンデンスへ行き回収しました。ビショップ→インディペンデンス間の往復バス代13ドルは節約できます。

  • サンフランシスコ空港→街(BART)9.65
  • サンフランシスコ→マーセド(Amtrak) 37
  • マーセド→ヨセミテ国立公園(Yarts)17
  • レッズメドウ→マンモスレイク 8
  • マンモスレイク→レッズメドウ 8
  • ローンパイン→ランカスター(バス)25
  • ランカスター→ロサンゼルス(電車)11.5
  • ロサンゼルス内移動(メトロ)5.5

ホステル・モーテル代

680ドル

基本的にドミトリータイプのホステルに泊まりましたが、マーセド、マンモスレイク、ビショップではモーテルを使用しています。

  • マーセド:必要経費。早朝歩いてバスターミナルに行ける宿泊施設がモーテルしかない
  • マンモスレイク:ホステルもあったが、郵便局の隣のモーテルに泊まる
  • ビショップ:モーテル2泊、ホステル1泊。ホステルが土日満室で宿泊できず。

2人ならモーテルでもひとり50ドルくらいですが、1人でモーテルは結構かさみます

さらに、私はビショップで3泊してしまい通常より費用が掛かっています。(土曜日に街に着き、日曜日郵便局が空いていなかったため)

実際にはゼロディを入れてもビショップ滞在は1日(2泊)で十分かと思います。

節約ポイント

ビショップのモーテル2泊(248.52ドル)→ホステル1泊(30.76)にできるので、ここからマイナス200ドル可能です。

マンモスレイクでもホステルに泊まるのなら、マイナス50ドルになります。

また、私は最終日は友人宅に宿泊したため宿泊費がかかっていません。

  • サンフランシスコホステル2泊(117.3ドル)
  • マーセドモーテル1泊(107ドル)
  • マンモスレイクモーテル1泊(98.18ドル)→ホステルで節約可能
  • ビショップモーテル2泊(248.52ドル)→削除できる
  • ビショップホステル1泊(30.76ドル)→2泊61.5ドル
  • ローンパインホステル1泊(38ドル)
  • ロサンゼルスホステル1泊(40.6ドル)

このプランなら、うまくやれば470ドルくらいに抑えられると思います。

食材費

200ドル

わたしは当時、JMT以外にもトレッキングの旅をしていましたので、基本的にトレッキング中に食べる食材は現地調達でした。一部日本からのフリーズドライも持っていきましたが、ほとんどが現地で購入したものを食べていました。

また、ホステルではたまにキッチンで自炊をしていました。

もし、日本から食材をほとんど用意する場合はこちらの費用はゼロになります。

途中で足りないと思って現地のスーパーで追加購入するとしても20ドルほどあれば十分なはずです。

私のように食材は現地調達するという方は大体200ドルくらいかかると思ってください。

レストラン代

166ドル

リサプライで街に降りた時は、レストランやマクドナルドでハンバーガーを食べていました。

JMTを歩いていると、街で食べるご飯のことばかり考えるので、ここはケチらないで食べたいものを食べるのがいいと思います。

相場では

  • マクドナルド:10ドルくらい
  • その他のレストラン:15−25ドルくらい

と考えていてください。

個人差があると思いますが、私はたまにホステルで自炊をしていたため抑えられている方かと思います。

人によって違いますが、150−200ドルを目安に考えましょう。

アウトドアグッズ

167ドル

私は途中で浄水器が壊れてしまったため、買い直しています。またダクトテープマジックソープなども買い足しました。

通常では

  • ベアキャニスター代
  • ガス缶代

くらいですみます。

最低100ドルくらい準備しておきましょう。

ランドリー代

15.5ドル

私は3回ランドリーを使用しました。

マンモスレイク、ビショップ、ローンパイン

ランドリーでは1回使い切りの洗剤が1ドルほどで売っているため、毎回購入していました。

洗濯に加えて乾燥もかけていました。

だいたい洗剤こみで4−6ドルを1回に支払っていました。

SIMカード代

68ドル

現地のプリペイドSIMカードを入れて使用していました。SIMを持っていると何かあった時の安心感が違います。

私はAT&Tという会社にしました。

電波状況は

  • すごくよくない訳ではないが悪くもない

といったことろ。

実際にレッズメドウ近くのトレイルから電波が入ったため、事前に宿泊施設の予約をすることができました。

私はサンフランシスコで購入しアクチベーションをしてもらいました。ご自身でアクチベーションをするなら、事前に購入しておくのも手かなと思います。

ちなみに、アメリカで一番電波の良い携帯会社はVerizonです。

日本からポケットWIFIを持っていく場合は購入する必要はないかと思います。(その分かさばりますが)

荷物郵送代

57.3ドル

私は3ヶ所(マンモスレイク、ビショップ、インディペンデンス)に郵送しました。

実際にはインディペンデンスではリサプライをしなかったため2ヶ所でよかったなと思います。

ただ、最初は荷物の重さに慣れていないので、トゥオルミーメドウズの郵便局に送るのは個人的にはアリかなと思います。

郵便局では郵送後2週間無料で保管してくれます。

私のように街の郵便局でリサプライをピックアップするのなら、かかる費用は

  • 3ヶ所送る:57.3
  • 2ヶ所送る:38.2

です。

なお、レッズメドウはMTRに送ると郵送費に加えて保管料もかかります。

詳細はこちらをご覧ください。

お土産代

135ドル

かなり個人差のあるところだと思います。私は最後の旅というのもあり気が大きくなっていました。

ほとんどがロサンゼルスのアウトドアショップで購入しています。(個人的に、REIのナルゲンはお土産にぜひ買って欲しいです。)

JMTのルート関連で購入したものは

  • レッズメドウ:ステッカー
  • ホイットニーポータル:ステッカーなど

でした。

JMT関連のみのお土産は、20ドルくらいでした。

JMT1ヶ月でかかる最低限の費用

最後に自身の経験からJMTで最低限かかる費用を算出していました。

  • 公共交通機関利用
  • 食材は日本から全て準備
  • 街でリサプライ
  • 基本的にホステル泊

このような条件の場合

アメリカで発生する費用は

  • 1066ドル

です。

大体の内訳はこちら

  • 移動:135
  • ホステル・モーテル:470
  • 食材:20
  • レストラン:200
  • アウトドアグッズ:100
  • ランドリー:15
  • SIM:68
  • 荷物郵送:38
  • お土産:20

約15万で1ヶ月過ごせると思ったら安いですよね。

まとめ:現地でかかるお金は15万〜20万

JMTをスルーハイクするにあたり、アメリカに入国してから1ヶ月でかかる費用についてまとめました。

1ヶ月15万〜20万円で

日本では体験できない、歩く醍醐味を味わえます。

私はいくらか失敗してしまい、その分費用がかかってしまいました。

私の経験がこれから歩かれる方のお役に立てば幸いです。

素敵な山旅を♪

おはぎ
山と旅が好きな30代おひとり様。
世界49カ国を旅して24カ国のトレイルを歩く。
今は神奈川県で、自由に旅を行ける時間を確保しつつ働いています。

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