ロフォーテン諸島を旅するにあたり
- どこで泊まればいいのだろう
という疑問がわいてくると思います。
- 何日滞在するのか
- 何をするのか
- どこのトレイルを歩くのか
によって滞在する街が変わるかと思います。
それでも最初は全てが分からないよ〜!
そんな方のためにロフォーテン諸島に街についてまとめました。あまりにも膨大になったので、2つに分けました。
本記事では、ロフォーテン諸島街:第一弾として、ロフォーテン諸島の街の様子・印象についてお届けします。
ちなみに、わたしはあまり場所を見ずに安い宿の予約をして失敗しました。その失敗談も一緒に書いています。
後編:ロフォーテン諸島②:オススメ滞在先とセットでご確認ください!
ロフォーテン諸島:街の位置関係
まずはロフォーテン諸島の各街の位置関係を地図でお届けします。
ロフォーテン諸島は5つの島からなっています。
西(左)から
- Moskenes島
- Flakstad島
- Vestvåg島
- Gims島
- Austvåg島
です。
Moskenes島には
- Å(オー)
- Sørvågen
- Moskenes(モスケネス)
- Reine(レイネ)
Flakstad島には
- Ramberg(ランバーグ)
Vestvåg島には
- Leknes(レクネス)
Austvåg島には
- Kabelvåg(カベルバーグ)
- Svolvær(スポルベル)
などの街があります。
次から各街についてお伝えします。
ロフォーテン諸島の街①:Moskenes島の街4つ
それでは西から
- Å(オー)
- Sørvågen
- Moskenes(モスケネス)
- Reine(レイネ)
各街の私の印象をお届けします。
ロフォーテン諸島:Moskenes島の街①:Å(オー)
Åはモスケネス島の最西端の街となります。
路線バスの始発となるので、確実に良い座席に座ることが出来ます。
時刻通りにバスが出発しますので、予定を立てやすいです。
またロフォーテン諸島ではあまりないホステルがあるため、テントはないけどリーズナブルに滞在したい方にオススメです。
その他にもロルブー等の宿泊施設があります。
また、ビューポイントまでのハイキングコースなどがあります。
Å(オー)の特徴
- ホステルあり
- バスの始発・終着地
ロフォーテン諸島:Moskenes島の街②:Sørvågen
おしゃれな港町で、多くのコテージやロルブー・ホテルがあります。
スーパーが2軒あり利便性が高いです。
レストランは2軒あります。
また、博物館があるので、悪天候時の観光にも良いですね。
トレイルは、Tindstinden登山口がすぐにあります。
またMunkenや山小屋Munkebuへのアクセスが良いです。
Sørvågenの特徴
- コテージ・ロフブー・ホテル多い
- スーパー2軒あり
- レストラン2軒あり
- 博物館あり
- Tindstinden登山口近い
- Munkenトレイル登山口徒歩圏内
ロフォーテン諸島:Moskenes島の街③:Moskenes(モスケネス)
Åから車で約10分のところにあります。
Bodø行きの無料フェリーの発着地となっており、多くの車が行き交います。
フェリー乗り場(バス乗り場)から徒歩圏内にキャンプ場があり、テント持参の旅人やキャンピングカーで回っている人には大変オススメです。また、Airbnbの宿泊施設もあるため、大人数で宿泊したい方にはオススメです。
近くにスーパーがないため、車がない人はBodøで食料を買っておきましょう。(最寄りのスーパーは歩いて40分)
トレイルは、Reinebringenの登山口まで歩いて行くことが出来ます。半日あればモスケネスまで往復出来ます。
夏のノルウェーは日照時間が長いため、晴れていればフェリー到着後歩くことができますよ。
Moskenes(モスケネス)の特徴
- Bodø行きのフェリーの発着地
- 徒歩圏内にキャンプ場あり(外部からでもバーや食事利用可)
- Airbnbあり
- スーパーなし(徒歩40分くらい)
- Reinebringenの登山口まで徒歩45分
ロフォーテン諸島:Moskenes島の街④:Reine(レイネ)
切り立った岩山に囲まれた港町です。モスケネス島の中では一番のリゾート地で多くの宿泊施設が並びます。
安宿はありません。モスケネス島でドミトリーやキャンプ場などで宿泊したい場合、Reine滞在は諦めましょう。
宿泊施設は最安で1泊1万5千円のB&Bがあります。そのほか海の側にコテージが沢山あります。
利便性はかなり高いです。
カフェ・レストランがあり、ゆっくり滞在したい方にはオススメです。
またロフォーテンでトレッキングをしたくなった方に嬉しいお店が。
バス停近くにアウトドアショップがあります。こちらでトレッキング用品は全て手に入れることができるでしょう。
スーパーは徒歩20分ほど離れた場所にありますが、街の中心地にもコンビニサークルKがあるため、気軽に食料の購入が可能です。
ガソリンスタンドがあるのでレンタカーの方は立ち寄ることをお勧めします。
トレイルは、Reinebringenの登山口まで徒歩15分くらい。気軽にチャレンジできます。
また、船でしか行けない秘境のビーチ・Bunes Beachには、Reine港からVinstedまで運行している船に乗っていきます。
Reine(レイネ)の特徴
- コテージなど立ち並ぶリゾート地
- 宿泊施設は1日1万5千円〜
- 利便性良い
- トレイルReinebringenは登山口まで一番近い(20分)
- Vinstedへ行く船の拠点(有料駐車場のそば)
- カフェあり、レストランあり
- バス停の近くにアウトドア用品店あり
- ガソリンスタンドあり
- コンビニ1件(中心地)、スーパー1件(徒歩20分)
【番外編】ロフォーテン諸島:Moskenes島の滞在先:Fredvang
Rutenというトレイルへ行く拠点の場所です。宿泊施設はありますが、お店は全くありません。
宿泊施設はホステルがあるので、キッチンで自炊が可能です。
車がない人は、バス乗車前もしくは乗り継ぎ前にスーパーで食材を買う方が良いでしょう。
レンタカーの場合、車で15分ほどでスーパーがあるため、そこまで気にしないで大丈夫です。
バスを利用する場合は、平日1日1便(土日なし)のみなので、注意しましょう。それを踏まえた上で計画を立てましょう。
(私はバスが1日1便になっていることを知らずに宿泊施設の予約をして、大幅に時間ロスをして計画が狂いました)
Fredvangの特徴
- Rutenトレイルへ行く拠点の場所
- スーパーやお店なし
- ホステルあり、ホテルあり
- バスで行く場合は、平日1日1便しかない(土日なし)ので要注意
ロフォーテン諸島の街②:Flakstad島の街
次にFlakstad島の街
- Ramberg(ランバーグ)
についてご紹介します。
ロフォーテン諸島:Flakstad島の街①:Ramberg
Rambergstrandaという美しいビーチ近くの街です。
バス停付近に小さなショッピングモールがあり、さまざまなお店が入っています。スーパー・カフェ・花屋・ホームセンターなどがあり、ほぼ全ての日用品や食料を入手することが出来ます。
また、ショッピングモールの近くに観光案内所があります。もちろんロフォーテンの観光について質問出来ます!また観光案内所内に、お土産が売っています。おしゃれなロフォーテン産の雑貨や化粧品などハンドメイド物を買うことができます。
宿泊施設はバス停近くにホテルがあります。
少し離れたところ(バス1駅、歩ける範囲)にキャンプ場やコテージがあります。
またタクシーの事務所があるため、レンタカーで回ってない観光客には嬉しいポイントです。(事務所に人がいない場合は電話をするみたいです)
バスでFredvagへ行くには、乗り継ぎの時間があるので、Rambergで時間を潰したりスーパーで買い物がおすすめです!
Rambergの特徴
- 小さなショッピングモールがあり、日用品や食糧ほとんどのものがある
- スーパーあり
- カフェあり
- 観光案内所あり
- 観光案内所でハンドメイドのお土産購入可
- タクシー事務所あり
- ホテル、徒歩圏内にキャンプ場あり
ロフォーテン諸島の街③:Vestvåg島の街
次にVestvåg島の街
- Leknes
についてお届けします。
ロフォーテン諸島:Vestvåg島の街①:Leknes(レクネス)
ロフォーテン諸島の西エリアの中で一番大きな街です。
空港があり、Bodøからプロペラ機が飛んでいます。
空港から市内までのバスが運行しているほか、様々な路線のバスが運行しており、その拠点となっています。
幹線道路以外のバス路線として、有名なHauklandビーチへ行くバスがあります。
ロフォーテン諸島で一番大きな病院へ行くバス(Ballstad方面)が運行しています。
宿泊施設はキャンプ場・ホステルはありません。安い所で1泊1万5千円くらいです。
大型ショッピングモールがあり、スーパー・カフェ・ドラッグストア・お土産・服など、何でもあります。
そのほかにもスーパーは数軒あります。
バー・レストラン・カフェなど数軒あり、食べるものに困りません。
また、アウトドアショップがあります。プロペラ機でロフォーテン諸島に上陸した方は、ガス缶等購入出来ます。
小さなクリニックがあり、何かあったときに安心です。
Leknes(レクネス)の特徴
- 西エリアで一番大きな街
- 空港あり
- さまざまなバスの書店
- Hauklandビーチへ行くバスあり
- スーパー数軒あり
- バー・レストラン・カフェ数軒あり
- アウトドアショップあり
- 小さなクリニックあり
- ドラッグストアあり
ロフォーテン諸島の街④:Austvåg島の街2つ
最後にAustvåg島の街
- Kabelvåg(カベルバーグ)
- Svolvær(スポルベル)
の印象をお届けします。
ロフォーテン諸島:Austvåg島の街①:Kabelvåg(カベルバーグ)
おしゃれな港町で、海沿いにはコテージが立ち並びます。
また、町中にアートがあり、天気が悪い時の観光にもってこいです。
また、現地の方が多く住んでおり、公園などもあります。
スーパーは1軒ですが、スーパー内にホームセンターで売っているものも置いています。
カフェ3軒くらい・バーも見つけました。
宿泊施設は、一棟貸しのコテージの他にホステルもあります。
コテージの一部がホステルとなっており、キッチンやバスルーム共有の個室があります(1万円くらい)
少し離れたところにもホステルがあり、朝食付きで評価が高いです。
また、ロフォーテンで一番大きな街・Svolvearまでバスで10−15分で着きます。Svolvearにはビジネスホテル以外安い宿泊施設がないため、Kabelvågを拠点にするのも一考です。
トレイルは、東方向にあるTjeldbergtindの登山口まで徒歩1時間、バス利用で20分で着きます。
他のトレイルとして西方向にあるFestvagtindの登山口駐車場までバスで15分(743乗車)です。帰りは乗り継ぎで40分ほどかかるので注意しましょう。
Kabelvåg(カベルバーグ)の特徴
- おしゃれな港町。コテージが並ぶ
- 現地の人が多く住んでおり公園などあり
- 町中にアートがあり
- スーパー1軒・カフェ3軒・バーあり
- キッチン・バスルーム共同の宿泊施設あり
- 少し離れた所にホステルあり
- Svolvearまでバスで10−15分
ロフォーテン諸島:Austvåg島の街②:Svolvær(スポルベル)
ロフォーテン諸島の中で一番大きい街です。他の街と比べると都会と感じるでしょう。
空港があり、Bodøからプロペラ機が飛んでいます。
また、港があります。ポートターミナルが大きく様々な船の拠点です。
バスターミナルは特になく椅子すらないですが、様々なバスが行き来しています。
観光客が多く、飲食店が立ち並んでいます。
レストランやカフェ・バーなどが多くあります。
もちろん観光案内所もあります。お土産や地図も購入できます。観光案内所の中にロッカーがありますが、全て故障中でした。
大型ショッピングモールが2軒あり、なんでも購入できます。現地の若い方がショッピングをしている光景を見ました。
スーパーはノルウェーの全ての大型スーパーがあります。私が確認しただけで5軒ほどありました。
アウトドアショップもあります。
街を歩くと他の街ではなかったアジア系スーパーも見つけました。
宿泊施設は、ホステル・キャンプ場はありません。
安いビジネスホテルがあり、シングル1万2千円ほどで宿泊できます。
また、クリニックやドラッグストアもありました。
トレイルは、TjeldbergtindトレイルやDjevelportenトレイルが近く、どちらも市内から徒歩圏内で行くことができます。
Svolvær(スポルベル)の特徴
- ロフォーテン諸島の中で一番大きい街
- 空港・港あり
- 観光案内所あり(ロッカーあるが故障中)
- ショッピングモール2軒あり
- スーパー5軒ほどあり
- アウトドアショップあり
- レストラン・バー・カフェ・パン屋など多数
- アジア系スーパーあり
- ホステルやキャンプ場なし
- クリニック・ドラッグストアあり
- ビジネスホテルあり(シングル1万2千円から)
- Tjeldbergtindトレイル・Djevelportenトレイルが近い
まとめ:ロフォーテン諸島の各街の特徴を知ろう
ロフォーテンは魅力溢れる場所です。
それぞれの場所のその土地ならではの楽しみでしょう。
どんな旅にするかによって滞在先が変わるかと思います。
自分の旅をイメージして是非理想の滞在先を考えてください。
次の記事では、具体的に滞在日数別にロフォーテン諸島のオススメ滞在先をまとめました。
一緒にチェックください!
素敵な旅を♪
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