- オスロで車なしでいけるハイキングがしたい
- 手軽なコースがいい
- 綺麗な景色が見たい
そんな方にオススメのハイキングコースがあります。
オスロ近郊の
- Kolsastoppen
というトレイルです。
ちょうどオスロで1日時間があり、手軽に行けるハイキングコースはないかなと調べたところ、Kolsastoppenを見つけました。
歩いてとても良かったので、同じような方にシェアできればと思っています!
ではオスロ近郊で景色が綺麗なハイキングコース:Kolsastoppenについてお届けします。
オスロ近郊のトレイル(Kolsastoppen)とは
Kolsastoppenは、オスロ市内から公共交通機関で行けるトレイルです
2つある展望スポットからはノルウェー市内の街並みや海が一望できます。
登山口も沢山あり、行きと帰りを別のルートで歩くこともできます。
北部の展望地はNordre Kolsås
南部の展望地はSøndre Kolsås
北部の展望地と南部の展望地はどちらも繋がっており、一緒に行くことができます。
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen):3つの特徴
次に私が考えるオスロ近郊トレイルの特徴についてお届けします。
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen)の特徴①:オスロ市内から手軽に行ける
Kolsastoppenの一番の特徴が、オスロから公共交通機関で行けることです。
オスロ中央駅から電車やバスで30分〜1時間程度で森に行けます。
レンタカーを借りなくても、ツアー等参加しなくても、市内から手軽にいくことが出来ます。
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen)の特徴②:行きと帰りで違うルートを選べる
Kolsastoppenは行きと帰りで違うルートを歩くことが出来ます。
ループ状に歩いて元の登山口に戻ることが可能です。また、違う場所へ下山しそのまま公共交通機関で帰ることも!
オスロは郊外までバスや電車が豊富!歩いて駅やバス停まで行くとこができるのも魅力のひとつです。
バス・電車を利用の際は事前にアプリからチケットを購入することをオススメします。
詳細は別記事でまとめています。
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen)の特徴③:2つの展望スポットからの景色
Kolsastoppenの見どころは何といっても展望スポットからの景色です。
北部・南部と2ヶ所ある展望地からは、オスロの街並みを一望できます。
2つの景色は見える範囲が少し違うのでどちらの展望スポットも寄りたいところ。
展望スポットでは、老若男女多くの市民が気軽に自然を楽しんでいます。
大きな岩が立ち並び、座ってゆっくりランチなどもできますよ。
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen):トレイル概要
Kolsastoppenは登山口が沢山あるので、どこから入るかどれだけ歩くかで距離・時間は変わります。
今回は私の歩いた例でお伝えします。
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen):トレイル詳細
- 距離:7.5km
- 高低差:260m
- 所要時間:3−4時間
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen):登山口・アクセス
- 登山口:Strein Gardバス停
- 下山口:Hauger駅
Strein Gardから北の展望スポットまでは、比較的近く高低差が少なく、手軽に歩くことが出来ます。
北の展望地から南の展望地へは、道標に従いながら1kmほど歩きます。GPSアプリは正式なトレイルではないルートを案内することもあったので、道標をしっかり見ながら歩きましょう。
南の展望スポットからHauger駅は急な降り坂が続きます。こちらを登りにした場合は急登が続きます。
Strein Gardバス停
Hauger駅
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen):季節
標高が高い場所ではないため長い季節歩くことが可能です。
といっても冬のノルウェーは雪も多いため、歩きやすい初夏〜初秋がオススメです。
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen):装備・持ち物
歩きやすい靴があれば、誰でも行くことが出来ます。場所によっては泥濘が多いので、防水の靴や滑りにくいソールの靴がお勧めです。
夏でも開けている場所は風が強く肌寒いため、防寒具やウインドブレーカーは必要でしょう。
対して、森の中は陽射しが行き届いていない所もあるので、万が一のためにヘッドランプなどもあった方がいいでしょう。
トレイルは分岐が多く迷いやすいので、現地の看板や道標を見るのと一緒に、GPSアプリを事前にダウンロードしておくことをお勧めします。
装備の詳細は別記事にまとめています。合わせてご確認ください。
オスロ近郊トレイル(Kolsastoppen):トレイルレポート
最後に私が歩いた時のトレイルレポートをお届けします。
まず歩いて思ったことは下記4点です。
- 北欧ぽい木々と苔を楽しみながらの森林浴
- 2ヶ所の展望台はさすがという景色
- 展望スポットにある岩でゆっくり休憩するのが良い(南はベンチもあった)
- 天気の良い時に行ってほしい
Strein Gardバス停から少し開けたところやアスファルトを歩き、程なくして森に入っていきます。
最初はお花畑のようなメルヘンな道を歩来ます。
いよいよ登山口ぽくなるといきなり苔と白樺ぽい北欧ぽい木々でお出迎え。
なんてことない森のはずなのにテンションが上がります。
目印は木にペイントされた水色の印。これを頼りにいくと藪漕ぎになることはありません。
昨日雨が降ったのか地面が濡れていました。水捌けはあまり良くない様子。
途中軽く眺望が良い所があります。
サウスとノースの分岐を過ぎると少し登りがキツくなります。
All Trailsは早々から違う道(近道)案内するので、道標と印頼りに行く方が確実です。
段々とトレイル上の岩が増えてきました。といってもゴツゴツしている感じではなく、道が岩になっています。岩と木の根っこが共存しているイメージです。歩きやすいし段差があっても階段のようになっているから危険ではないです。
まずは北の展望スポットへ。こっちの方が標高が高いみたいです。
奥にあるのでオスロの街の方まで一望できます!
比較的分かりやすくて、展望地にある岩の範囲も狭め(それでも十分広いです)あと、テント泊できる良いスポットがありました。
北の展望地から南へ。途中までは行きの道を戻っていきます。
道標に従っていったら遠回りになったみたいです。途中に、湖の周囲を通りました。
湖終わって少ししたら残り0.9kmです。
ここからが意外と長かった。少し上りになったり、かと思ったら下ったり。確実に近づいている気はするけど、展望地はどこだろうと少し探してしまいました。
大きな電波塔があり、見えたら南の展望スポットの表記がありました!
先を進むとどーんと広がる良い景色!こっちの方が石や岩が広いです。
あと剥き出し・断崖という感じで高度感もあります。
下からはクライマーが登ってきました。そんな岩が並んでいます。
景色は北と違い、オスロの街の方は見えないけど、近くに感じます。北の展望地より西の景色がよく見えました。
北と南、どっちも良いです!
人は明らかに南の方が多くて、犬の散歩やファミリーハイキングで溢れていました。
お昼を食べてゆっくりします。
その後、名残惜しいけど下山します。
当初はループして最初の登山口に戻る予定でしたが、地図アプリで確認すると近くに下山できそうです。
看板にあった2ヶ所(Kolsas、Hauger)を候補地としました。Haugerは電車もあることから、こちらを下山場所に選びます。
KolsasとHaugerは最後の最後に分かれるだけで、道中はほとんど同じ道です。
下りは登りからは想像できない程の急な下り坂です。これ登りはキツそうです。下りも気を使います。
下りは少し道迷いする場所があり、実際に道なき道を行きそうになりました。ただ、危ない所は階段になっていたり手すりがあったりと手厚いです。
気をつけて行ったら誰でも行ける道と感じました。ただ泥濘と岩が滑りやすいのでしっかりした靴の方が良いです。
登山口から1kmほど車道を歩き、Hauger駅に到着しました。
まとめ:オスロで手軽に歩きたい時にオススメ
オスロで観光以外のことがしたい方や、オスロの街並みをみたい方にはオススメのトレイルです。
電車やバスを利用して簡単にアクセスでき、北欧らしい森と素晴らしい景色を堪能できます!
天気が良い時にランチを持って是非行ってみてください。
オスロの公共交通機関は事前にアプリをダウンロードしておきましょう。
本記事がこれからオスロでトレッキングをしたい方の一助となれば幸いです。
素敵な山旅を♪
コメント