- ノルウェーでトレッキングをしてみたい
そんな方に向けてノルウェーのトレッキングで必要な装備について記事を書きしました。
ノルウェーならではの特徴もふまえて
- 日帰りトレッキング
- テント泊トレッキング
に分けてまとめました。
是非参考にしていただければと思います。
それではいきましょう!
ノルウェーのトレッキングの特徴:日本の登山との違い

まずは、ノルウェーのトレッキングの特色・日本の登山との違いについてお届けします。
私が考えるノルウェートレッキングの特色は、下記5点です。
- トイレがない
- 山小屋がほとんどない
- 踏み跡・トレースが不明瞭なところがある
- 夏でも気温が上がらない
- 夏の日照時間が長い
ひとつずつみていきましょう!
ノルウェーのトレイル①:トイレがない
ノルウェーのトレイルは、基本的にトレイルの途中にトイレがありません。
有名なトレイルには、トレイルヘッド(登山口)にトイレがあります。しかし、登山口にトイレがない箇所も多いです。
簡易トイレやトイレットペーパーなどを持ち歩くようにしましょう。
ノルウェーのトレイル②:山小屋ほとんどない
ノルウェーのトレイルは山小屋はほとんどありません。ですので、食事はご自身で持ち込む必要があります。
避難小屋はトレイルによってはありますが、鍵が閉まっている場所もあります。
山小屋はあらかじめ予約をして宿泊することができますが、食事などは全て持ち込む必要があります。
日帰り登山の場合は、基本的に山小屋は使用できないと思いましょう。
ノルウェーのトレイル③:踏み跡・トレースが不明瞭なところがある
ノルウェーは有名トレイルとそれ以外で、トレイルの明瞭さが変わります。
有名はトレイルはトレイルが整備されている場所が多いです。また多くのハイカーが訪れるため、道迷いをすることはほぼないです。
それに対して、有名ではないトレイルは、一部わかりにくい場所があります。
- 現地の看板をきちんと見る
- 地図や地図アプリを参考にする
ことが大切です。
ノルウェーのトレイル④:夏でも気温が上がらない
ノルウェーは緯度が高いため、夏でも最高気温が日本ほど上がりません。
曇りの日は夏でも最高気温が15度いかない時もあります。
また、夏でも天気の急変が多いため、暴風・雨対策をする必要があります。
晴れると紫外線が強いため、日焼け対策やサングラスなども忘れずに持っていきましょう。
ノルウェーのトレイル⑤:夏の日照時間が長い
ノルウェーはその緯度の高さから、夏の日照時間が長いです。
夜は11時くらいまで明るい時期もあります。
朝は天気が悪いけど、昼から晴れた。そのような場合の時に、昼からトレッキングをスタートさせることもできます。
ノルウェー日帰りトレッキング:必要装備

次に日帰りトレッキングで必要な装備についてご紹介します。
基本的には、日本の登山と装備は同じで問題ないです。
特に必要だと思ったものを挙げると
- ウインドブレーカー・レインコート
- 帽子・サングラス
- 携帯トイレ・トイレットペーパー
などが必要です。
また、
- 食料と水
これらもしっかりと持っていきましょう。
ウインドブレーカー・レインコート
ノルウェーのトレイルは吹き曝しの場所は風が強いことがあります。
天気が良く気温が高くても、強風が吹くと体感温度がかなり下がります。
ウインドブレーカーは天気が良い日でも必須です。
また、天気の急変も多いです。レインコートやレインポンチョがあるだけで雨風をしのげます。
帽子・サングラス
ノルウェーは晴れると紫外線が強く日差しが眩しいです。
日焼け対策も必須です。
日焼け止めや帽子は現地でも購入できますが、お気に入りものもがある場合は日本から持っていきましょう。
サングラスも、アウトドアショップ等で現地購入可能です。
物価の高いノルウェーのなかで、サングラスは日本と同じくらいの価格帯でした。(私はノルウェーで購入したサングラスを今でも使用しています。)
携帯トイレ・トイレットパーパー
基本的にトレイル上にトイレがありません。
どうしてもトイレに行きたくなった場合は、トレイルを外れた人影のない場所で済ます必要があります。
有名トレイルは登山口に必ずトイレがあるので、済ませましょう。
使用したトイレットペーパーは必ず持ち帰るようにしてください。
食料・水について
ノルウェーでは水道水は軟水で飲むことができます。お腹が弱い方は念のためミネラルウォーターを購入する方が良いでしょう。
トレイル上であまり水を汲んでいるハイカーには会いませんでした。多めの水を持って行った方が無難です。
食料は、スーパーである程度のものを購入することができます。
- パン
- ベーグル
- ラップ
- ラーメン
- ナッツ
- ドライフルーツ
などがあります。
お米は購入可能ですが、(あたり前ですが)おにぎりなどは売っていません。
検疫に引っかからないものなら、日本から持ち込むことをお勧めします。
その他装備
ノルウェーでトレッキングデビューする方は下記の装備を参考にしてください。
- 登山靴
- バックパック
- バックパックカバー
- 防寒具
- レインコート
- 帽子
- タオル
- 日焼け止め
- 手袋
- ファストエイド
- ヘッドランプ
- エマージェンシーシート
- ストック
ノルウェーテント泊トレッキング:必要な装備

次にテント泊トレッキングで必要な装備をお届けします。
基本的に日本のテント泊登山と同じ装備で問題ないでしょう。
ノルウェーは北欧ならではの自然享受権があるため、どこでもテント泊が可能!
ルールは守りしっかりゴミを残さないようにしましょう。
テント泊の場合、水は川などから現地調達することとなります。
北欧は動物が少ない分、糞尿が混ざっていることが少ないですが、不安なら浄水器で浄水してから飲むようにしましょう。
テント泊装備必要なものリスト
- ジップロックなどゴミを入れるもの
- クッカー・バーナー・お皿など
- テント
- マット
- 寝袋
- 着替え
- 歯ブラシ・汗拭きシートなど
まとめ:必要な装備を揃えてノルウェーを歩こう
ノルウェーでトレッキングをするために必要な装備をまとめました。
ノルウェーのトレイルの特徴や気候等の特色も含めてご紹介しています。
しっかり準備をして大自然を満喫してください。
ノルウェーのトレイルについては別記事でまとめています。合わせて確認ください。
本記事がこれからトレッキングをする方の一助となれば幸いです。
素敵な山旅を♪
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