アメリカに入国しJMTに歩く前に準備をすることはたくさんあります。
下記は私がやったことですが、事前に日本で準備もできます。(少し時間とお金がかかります)
アメリカへ行ってからでも十分間に合いますので、よろしければどうぞ。
ちなみに私はサンフランシスコで準備をしましたので、同じ方には参考になると思います。
アメリカ入国前・入国後に準備することまとめ
入国前にすること
- ESTA申請
入国してからすること
- USドルをゲットする
- 空港からホステルまで移動
- SIMカード購入
- ベアキャニスター購入
- スーパーで食料買い足し
- 食料をリサプライ場所へ郵送するためパッキング
- 郵便局で荷物を送る
- JMTをスタートさせる場所へ移動(予約等確認)
それではひとつひとつ確認していきましょう
アメリカ入国前にすること
ESTA申請
アメリカに観光で入国する際にはESTAの申請が必要です。
ESTAとは
90日以内のアメリカ滞在を希望する際に必要です。(就労・留学目的は除く)
簡単にいうと
アメリカを観光するために必要なものです。
有効期限は2年、期限内であれば何度でも渡航が可能です。
申請から認証までの期間は最大で3日です。早めに申請しましょう。
ESTAの申請は在日米国大使館のホームページにその手順が載っています。
アメリカ入国後にすること
USドルをゲットする
アメリカはカード社会です。
街ではほとんど現金を持たなくても良いですが、山の中では現金しか使えない場所があります。
USドルをゲットする方法は2つあります。
- 日本の空港や銀行で日本円から両替
- アメリカで日本円から両替
- アメリカのATMからクレジットカードでキャッシング
心配な方は①の方法が良いと思います。しかしレートが悪い・変更手数料を取られるなど、お金がよりかかります。
私のオススメは
③アメリカのATMからクレジットカードでキャッシングです。
そんなの怖いよ!
お気持ちは分かります。ただ、現金を多く持ち歩く方が個人的にはリスクかなと思います。
アメリカにはさまざまなATMがあります。
街にあるATMは確かに少しこわいです。周りに怪しい人がいないか気を張らないと行けません。
私のオススメはアメリカの空港にあるATMを利用することです。空港は街よりも治安よく同じような観光客も多いため安心です。
空港から宿泊施設までの移動
次に空港から市内の宿泊施設まで移動する必要があります。
サンフランシスコ空港から市内へのアクセス手段
- 電車(BART)
- 路線バス
- シャトルバス
- タクシー
- 配車アプリ(Uber)
上記の中で、お手頃で速いのが電車(BART)です。駅周辺の宿泊施設ならBARTが便利です。
またサンフランシスコ空港にはUber乗車場所があるため、Uberも使用しやすいです。
私の場合
宿泊施設が駅から近かったためBARTを利用しました。
サンフランシスコは時間帯よってはかなり渋滞するため、予定時間に着く電車にメリットがありました。
ちなみに私が宿泊していたのはパウエルストリート駅近郊のホステルです。
バウエルストリート駅近郊は、大きなアウトドアショップや日系スーパーまで徒歩圏内だったため、準備が楽でした。
ロサンゼルス空港から市内へのアクセス方法
- メトロバス
- フライアフェイバス
- メトロレール
- タクシー
- 配車アプリ(Uber)
私はロサンゼルスでは空港レンタカーとUberしか経験がないです。
調べたところ、お値段・利便性を考えると「フライアウェイバス」が良さようです。
街に着きました。ではハイキング前に街で準備したことを改めて紹介します。日本で準備をした方はスキップしてね。
- SIMカード購入
- ベアキャニスター購入
- スーパーで食料買い足し
- 食料をリサプライ場所へ郵送するためパッキング
- 郵便局で荷物を送る
- JMTをスタートさせる場所へ移動(予約等確認)
SIMカード購入
アメリカは宿泊施設に必ずWiFiがあり、SIMカードは必ずしも必要ではないです。
しかし何かあった時、少しでも電波が入れば早く対応できるかもしれません。
(実際にはトレイル上でも電波が入る箇所がありました。)
私の場合
私はサンフランシスコの街で、AT&Tの1ヶ月利用できるプリペイドSIMカードを購入しました。
一般的に、SIMカードは空港に旅行者が使いやすいSIMを売っていることが多いです。
しかしサンフランシスコ空港では、それらしきSIMカードを探すことができませんでした。
私は
- 予備を含めスルーハイクに23−24日
- その後ロサンゼルス観光をする
このような予定だったため、1ヶ月間のプリペイドSIMを求めていました。
調べると、アメリカのSIMの購入は2通りの方法がおすめとのこと
- 日本でオンラインで購入→自分でアクチベーションする
- アメリカで携帯会社のショップで購入→アクチベーションもしてくれる
では、どの携帯会社にするのか。
アメリカの携帯電話会社には下記の大手3社
- Verizon
- AT&T
- T-mobile
があります。
イメージは
上の会社に行くほど電波状況はいいが、お値段が上がる
です。
私は値段と電波状況のバランスで、AT&TのSIMを購入しました。
(ちなみにT-mobileも使用したことがありますが、非常に良かったです。電波状況は街で使う分には問題ないと思いました)
サンフランシスコのパウエルストリート駅のそばに、AT&Tのショップがあったため購入。その場でアクチベーションをしてもらいました。
ベアキャニスター購入

JMTを歩くうえで必須のアイテムであるベアキャニスター。入手方法は3点あります。
- インターネットで事前に購入
- アメリカに到着してから購入
- アメリカでレンタル
私の場合
私はサンフランシスコに到着してからベアキャニスターを購入しました。
アウトドアショップREIで購入できます。
REIに売っているベアキャニスターはBV-500とBV-250です。
他、サンフランシスコではSports Basementというショップで購入できそうです。
ベアキャニスターは事前に日本で購入することも可能です。(めちゃくちゃ高いので現地での購入をオススメします。)
- 日本で使わないし荷物にもなる
- 購入するのは躊躇してしまう
そのような方はレンタルという方法を取りましょう。
ヨセミテ国立公園や各機関でで可能なベアキャニスターのレンタルについては下記に記載しています。

スーパーで食料買い足し
アメリカには多くのスーパーがあります。
有名なスーパーはこの辺りかなと思います。
- ウォルマート(Walmart)
- トレダー・ジョーズ(Trader Joe’s)
- ホールフーズ(Whole Foods)
- コストコ(Costco)
- セイフウェイ(SAFE WAY/Von’s)
コストコは会員制となりますが、全世界で利用可能です。会員の方は重宝しますね。
私の場合
私が宿泊したサンフランシスコ市内のパウエルストリート駅近郊には、トレダー・ジョーズというスーパーがありました。
また、日系スーパーも徒歩圏内にあり、日本食も買うことが出来ました。
食料をリサプライ場所へ郵送するためパッキング
日本から持ち込んだ食料に追加し、アメリカのスーパーで食料を購入。その後パッキングをしました。
私は一旦街に降りてリサプライをしたため、それぞれ1週間分の食事をまとめて段ボールに入れました。

段ボールは郵便局で指定の段ボールをもらいます。Large Flat Rate Boxの大きさがいいです。
郵便局で荷物を送る
近くの郵便局で荷物を送りましょう。
私の場合
サンフランシスコ市内のパウエル駅近郊の、こちらの郵便局で送りました。
(注意:郵便局利用者が多いため並ぶ可能性があります。時間に余裕をもちましょう)
先ほどパッキングをしたLarge Flat Rate Boxを郵便局に持ち込みます。
ペン等で「Hiker」と書くと分かりやすいです。
送り方はPriority Mail。通常はカリフォルニア州内なら3、4日後に届きます。
支払いはクレジットカードでも可能。最後に自分のメールアドレスを入力します。
メールアドレスにこのようなメールが届きます。

こちらにトラッキング番号も書いているため、受け取りもスムーズです。
ちなみに日本からも荷物を送ることができますが、届くまでの日数の予想がつきにくいため、現地の郵便局から送る方が確実かと思います。
MTR等に送る場合は早く荷物を到着させる必要があるため、日本から送るのも一考です。
JMTをスタートさせる場所へ移動(予約等確認)
市内で準備を終えれば、いよいよJMTをスタートする場所に移動しましょう。
アクセス方法はこちらにまとめています。

私の場合
サンフランシスコからヨセミテ国立公園へ移動。その際はAmtrakという電車を利用しました。
まとめ:アメリカに到着してから最後の準備をしよう
JMTのためのアメリカへの入国、入国後に準備したことをまとめました。
SIMカードやベアキャニスターは通販で事前に手に入れることも可能ですが、お金と手間は少しかかります。
私が今考える一番安くて効率の良い方法を記事にしたつもりです。
皆様のJMT準備にお役に立てれば幸いです。
素敵な山旅を♪
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